メソッドやプロパティは、コントロールごとに数多く存在します。この機能を利用することで、各コントロールで使用できるメソッドやプロパティを、簡単に挿入できます。各メソッドおよびプロパティの詳細は、『リファレンス』を参照してください。
メソッドやプロパティは、以下の操作で挿入できます。
手続き編集ウィンドウ上で、コントロール名に対応する文字列を選択状態にします。
コントロールに対応するメソッドまたはプロパティの一覧がメニューに表示されるので、挿入するメソッドまたはプロパティを選択します。
オブジェクト(表コントロール中の1つのセルに対応する"TableCells"オブジェクトなど)のメソッドやプロパティを挿入する場合は、コントロール名とオブジェクトを指すプロパティすべてを選択します。
たとえば、「第4章 アプリケーションを作成しよう」で作成した商品の合計金額を計算するサンプルプログラムでは、まず、イベント手続き"TBL-PURCHASE-Return"中の、「"TableCells"(ROW-POS 1) OF TBL-PURCHASE」を選択し、ポップアップメニューの[プロパティの挿入]サブメニューから[Text]コマンドを選択します。この結果、以下のようにプロパティが挿入されます。
"Text" OF "TableCells"(ROW-POS 1) OF TBL-PURCHASE