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NetCOBOL V12.2 PowerCOBOL ユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.1.3 Unicodeを利用する

PowerCOBOLでは、実行時のコード系をUnicodeで扱うアプリケーションを作成することができます。実行時のコード系は、以下の操作により変更できます。

  1. デザインツリーウィンドウのプロジェクトを選択します。

  2. ポップアップメニューの[プロパティ]コマンドを選択します。

  3. プロジェクトのプロパティ設定ダイアログボックスで、[ビルド]タブを選択します。

  4. [ランタイムコードセット]から"1 - UTF16,LE"または"2 - UTF16,BE"を選択します。

  5. OKボタンをクリックします。

ランタイムコードセットは、COBOLコンパイラのRCS(実行時コード系の指定)オプションに相当し、実行時のコード系をシフトJISコード("0 - SJIS")にするか、Unicode("1 - UTF16,LE"または"2 - UTF16,BE")にするかを指定することができます。

Unicodeについての詳細は、『NetCOBOL ユーザーズガイド』を参照してください。

注意

  • ランタイムコードセットがUnicode("1 - UTF16,LE"または"2 - UTF16,BE")である実行可能プログラムと、シフトJISコード("0 - SJIS")である実行可能プログラムを混在させ、1つのアプリケーションとして実行させることはできません。

  • ランタイムコードセットをUnicode("1 - UTF16,LE"または"2 - UTF16,BE")にした場合、V3.0以前に使用していたアイテムの属性名およびCALL文によるメソッドの呼び出しを使用することはできません。使用した場合、ビルド時にエラーとなります。
    ランタイムコードセットをUnicode("1 - UTF16,LE"または"2 - UTF16,BE")にする場合には、「7.2 プロパティへのアクセス方法」および「7.3 メソッドの呼び出し方法」に記載されている記述形式を使用してください。