メニューを作成しただけでは、メニューの中にはメニュー項目は存在しないので、順次追加していきます。以下の手順で、基点となるメニュー項目を作成します。
メニュー編集ウィンドウのポップアップメニューから[追加]コマンドを選択します。
メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"ファイル(&F)"と入力します。
[名前]を"MN-FILE"に変更します。
OKボタンをクリックします。
→“ファイル”メニューが追加されます。
メニューは、選択状態であるメニュー項目のポップアップメニューに表示される、以下のコマンドを使って作成します。
[追加]
選択状態のメニュー項目と並列(兄弟)関係となるメニュー項目を、直後に追加します。
[挿入]
選択状態のメニュー項目と並列(兄弟)関係となるメニュー項目を、直前に追加します。
[子メニュー作成]
選択状態のメニュー項目の子メニューを作成します。
続けて、以下の手順で、このサンプルプログラムにメニューを追加していきます。
"ファイル"メニューに、子メニュー"開く"を追加します。
メニュー編集ウィンドウ上の"ファイル"を選択します。
ポップアップメニューの[子メニュー作成]コマンドを選択します。
メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"開く(&O)..."と入力します。
[名前]を"MN-OPEN"に変更します。
OKボタンをクリックします。
"開く"の下に、"上書き保存"を追加します。
メニュー編集ウィンドウ上の"開く..."を選択します。
ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"上書き保存(&S)"と入力します。
[名前]を"MN-SAVE"に変更します。
OKボタンをクリックします。
同様に、"名前を付けて保存"を追加します。
メニュー編集ウィンドウ上の"上書き保存"を選択します。
ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"名前を付けて保存(&A)..."と入力します。
[名前]を"MN-SAVEAS"に変更します。
OKボタンをクリックします。
セパレータをはさんで、"ページ設定"を追加します。
メニュー編集ウィンドウ上の"名前を付けて保存..."を選択します。
ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[セパレータ]をチェック状態にします。
OKボタンをクリックします。
作成したセパレータ(横棒で表示されている部分)を選択します。
ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"ページ設定(&T)..."と入力します。
[名前]を"MN-PAGESETUP"に変更します。
OKボタンをクリックします。
さらに、"印刷"を追加します。
メニュー編集ウィンドウ上の"ページ設定..."を選択します。
ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"印刷(&P)"と入力します。
[名前]を"MN-PRINT"に変更します。
OKボタンをクリックします。
セパレータをはさんで、"終了"を追加します。
メニュー編集ウィンドウ上の"印刷"を選択します。
ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[セパレータ]をチェック状態にします。
OKボタンをクリックします。
作成したセパレータ(横棒で表示されている部分)を選択します。
ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"終了(&X)"と入力します。
[名前]を"MN-EXIT"に変更します。
OKボタンをクリックします。
"ファイル"メニューの右側に、"編集"メニューを追加します。
メニュー編集ウィンドウ上の"ファイル"を選択します。
ポップアップメニューの[追加]コマンドを選択します。
メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"編集(&E)"と入力します。
[名前]を"MN-EDIT"に変更します。
OKボタンをクリックします。
"編集"メニューの下に、"合計"を追加します。
メニュー編集ウィンドウ上の"編集"を選択します。
ポップアップメニューの[子メニュー作成]コマンドを選択します。
メニューのプロパティ設定ダイアログボックスの[キャプション]に"合計(&T)"と入力します。
[名前]を"MN-TOTAL"に変更します。
OKボタンをクリックします。
ポイント
"&F"や"&O"のように、"&"に続けて1文字の英字あるいは数値を指定することにより、その指定した英字あるいは数値をアクセスキーとして利用することができます。
"ファイル"や"編集"のように、メニューの最上位にある部分をトップレベルメニューといいます。