ページの先頭行へ戻る
Big Data Integration ServerV1.1.0 利用ガイド
FUJITSU Software

5.1.2 Apache ZooKeeperのセットアップ

Apache ZooKeeperのセットアップについて説明します。

各設定項目およびその他の設定についてはApache Kafkaのオンラインドキュメントを参照してください。

5.1.2.1 ログ出力に関する設定

ログ出力先を指定するため、設定ファイルを編集します。

設定ファイル名

/etc/opt/FJSVbsb/msging/config/zookeeper.properties

ログディレクトリを/var/opt/FJSVbsb/msging/log/zookeeperにする定義例を以下に示します。

○変更前(デフォルト値)
dataDir=/tmp/zookeeper

○変更後
dataDir=/var/opt/FJSVbsb/msging/log/zookeeper

5.1.2.2 トランザクションログとスナップショットに関する設定

Apache ZooKeeperのトランザクションログとスナップショットが増大すると、ディスク使用量を圧迫する可能性があります。定期的に削除するように設定します。

以下の例は、保持するスナップショットを3世代とし、世代数を超えたスナップショットを削除する間隔を24時間とする例を示しています。

設定ファイル名

/etc/opt/FJSVbsb/msging/config/zookeeper.properties

定義例を以下に示します。

○変更前(デフォルト値の記載無し)


○変更後
autopurge.snapRetainCount=3 
autopurge.purgeInterval=24