■サーバ側の設定
リクエストの処理時間がアプリケーションの最大処理時間を超えると、プロセスが停止されるため、アプリケーションの最大処理時間を以下の式が成立するように設定する必要があります。
Maximum Processing Time > ( サーバアプリケーションの処理時間 + リトライ間隔(注) ) × ( リトライ最大回数(注) + 1 ) |
注) リトライ最大回数、リトライ間隔はアプリケーション動作定義ファイルで指定します。
参照
リトライ最大回数およびリトライ間隔の詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“アプリケーション動作定義ファイルリファレンス”を参照してください。
サーバアプリケーション上から、C言語用のクライアントAPIを使用して別のサーバアプリケーションを呼び出す場合は、以下の式が成立するように設定する必要があります。
呼出し側のMaximum Processing Time > 呼出される側のMaximum Processing Time |
■クライアント側の設定
クライアントアプリケーション側で不当なタイムアウトを発生させないために、period_receive_timeout(リクエスト返信までの待機時間)を以下の式が成立するように設定する必要があります。
period_receive_timeout > キューイング時間(実行待ち時間) + Maximum Processing Time (注) |
注) “Maximum Processing Time”は、サーバ側で設定したアプリケーションの最大処理時間です。