アプリケーションからのデータベースアクセスに伴い、Symfoware/RDBプロセス内に獲得するメモリ量です。
データベースアクセスの使用メモリ量の見積り対象は、アクセス対象の表を構成するDSIのうち、当該RDBシステムに偏在するDSIです。(当該RDBシステム配下に定義する表DSIが対象)
データベースアクセスの使用メモリ量の概算は、以下の式で見積もってください。
データベースアクセスの使用メモリ量 = 排他情報の使用メモリ量 ‥ (A) |
■(A) 排他情報の使用メモリ量
ユーザログテーブルの排他制御で使用するメモリ量です。
排他情報の使用メモリ量の概算は、以下の式で見積もってください。
排他情報の使用メモリ量 = ΣDSI単位の排他を使用するトランザクション単位の使用メモリ量 + Σページ単位の排他を使用するトランザクション単位の使用メモリ量 + Σ行単位の排他を使用するトランザクション単位の使用メモリ量 DSI単位の排他を使用するトランザクション単位の使用メモリ量 = アクセス対象のDSI数 × 128 ページ単位の排他を使用するトランザクション単位の使用メモリ量 = アクセス対象のページ数 × 256 行単位の排他を使用するトランザクション単位の使用メモリ量 = アクセス対象のレコード数 × 256 + キー排他情報の使用メモリ量 |
DSI単位の排他を使用するトランザクション単位の使用メモリ量の総和です。
該当するトランザクション単位ごとに使用メモリ量を求め、それらを合計します。
ページ単位の排他を使用するトランザクション単位の使用メモリ量の総和です。
該当するトランザクション単位ごとに使用メモリ量を求め、それらを合計します。
行単位の排他を使用するトランザクション単位の使用メモリ量の総和です。
該当するトランザクション単位ごとに使用メモリ量を求め、それらを合計します。
トランザクション内でアクセスするDSI数です。(表のDSI数の合計)
トランザクション内でアクセスするページ数です。(表のページ数の合計)
アクセスするページ数を見積もることは困難ですので、ページ単位の排他であっても、行単位の排他としてメモリを見積もることをお勧めします。ページ単位の排他より、行単位の排他の方が見積り結果が大きくなることが予想されますが、多めに見積もる方が安全です。
トランザクション内でアクセスするレコード(行)数です。(表のレコード(行)数)