4.5 各起動方法におけるデータベースの接続設定

データベースを使用する場合は、Jobの起動方法に応じてデータベースへの接続設定が異なります。

■Webアプリケーション

WebアプリケーションからJobを起動する場合は、Spring Frameworkと同様にJNDIを使用してください。詳細については、“オープンJavaフレームワークユーザーズガイド Java EE 7編”の“3.6.3 データソースの登録”を参照してください。

■コマンドライン

コマンドラインからJobを起動する場合は、プロパティファイルに接続先情報を定義し、データソース設定に使用してください。以下に例を示します。

例

プロパティファイル(batch.properties):

datasource.driver=org.postgresql.Driver
datasource.url=jdbc:postgresql://localhost:26500/postgres
datasource.username=UserName
datasource.password=Password

データソース設定(context.xml):

<!-- プロパティファイルの呼び出し -->
<context:property-placeholder location="classpath:batch.properties" />

<!-- データソースの設定 -->
<bean id="dataSource" class="org.springframework.jdbc.datasource.DriverManagerDataSource">
    <property name="driverClassName" value="${datasource.driver}" />
    <property name="url" value="${datasource.url}" />
    <property name="username" value="${datasource.username}" />
    <property name="password" value="${datasource.password}" />
</bean>