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Interstage Business Application Server システム設計ガイド
FUJITSU Software

2.4 複数サーバ構成

Interstage Business Application Serverのシステムを構築するうえで信頼性や性能を向上するために複数のサーバで業務を行う構成を“複数サーバ構成”と呼びます。

例えば、同一の業務処理であっても、運用時間の相違や管理面の問題から地区や部門ごとにサーバを独立させたい要件や、顧客数の増加により、業務の呼量が増大し、特定の業務を別サーバに分割する要件が発生することが考えられます。

この様な場合、アプリケーション連携実行基盤で実行する業務を複数のサーバに分散(スケールアウト)してシステムを構築します。

以下に複数サーバに分散した場合の業務の構築方法を説明します。


ポイント

1つのサーバで、非同期アプリケーション連携実行基盤と同期アプリケーション連携実行基盤の両方の環境を構築することもできます。

適用条件

設計要素

インストールする製品

各サーバ単位で“2.2 シングルサーバ構成”と同じです。

配置するコンポーネント

各サーバ単位で“2.2 シングルサーバ構成”と同じです。