故障監視機能を使用しているが、故障が検出されない場合がある
WebサーバコネクタとWebサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)で、同一のWebサーバ名を使用している可能性があります。
故障監視を行っているWebサーバ名が、WebサーバコネクタとWebサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の両方で使用されている場合、正しく故障監視を行うことができません。
以下の方法で、それぞれのWebサーバ名を確認してください。
Webサーバコネクタの場合
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [サービス] > [Webサーバ]
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の場合
wscadmin list-web-serversサブコマンド
list-web-serversサブコマンドについては、お使いのJava EE 6または、Java EE 7のマニュアルのwscadmin list-web-serversサブコマンドを参照してください。(注)
故障監視を行っているWebサーバ名が、WebサーバコネクタとWebサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の両方で使用されている場合、Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)で使用するWebサーバ名を変更してください。
Webサーバ名を変更するWebサーバを停止します。
Webサーバの停止方法については、「Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド」の「運用・保守」-「起動・停止」-「停止」を参照してください。
wscadmin list-web-serversサブコマンドの--detailオプションでWebサーバコネクタの設定を出力し、記録します。
list-web-serversサブコマンドについては、お使いのJava EE 6または、Java EE 7のマニュアルのwscadmin list-web-serversサブコマンドを参照してください。(注)
wscadmin delete-envサブコマンドでWebサーバコネクタの動作環境を削除します。
delete-envサブコマンドについては、お使いのJava EE 6または、Java EE 7のマニュアルのwscadmin delete-envサブコマンドを参照してください。(注)
テキストエディタなどでWebサーバ一覧ファイル(servers.conf)を開いて、変更対象のWebサーバ名を新しいWebサーバ名に変更します。
Webサーバ一覧ファイル(servers.conf)の設定方法については、「Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド」の「チューニング」-「環境定義」-「Web サーバ一覧ファイル(servers.conf)」を参照してください。
wscadmin create-envサブコマンドで、新しいWebサーバ名を指定し、Webサーバコネクタの動作環境を作成します。
create-envサブコマンドについては、お使いのJava EE 6または、Java EE 7のマニュアルのwscadmin create-envサブコマンドを参照してください。(注)
asadmin、またはwscadminコマンドを使用し、2.で記録したWebサーバコネクタの設定と同様になるように、設定を行ってください。
asadmin、wscadminコマンドについては、お使いのJava EE 6または、Java EE 7のマニュアルを参照してください。(注)
Webサーバ名を変更したWebサーバを起動します。
Webサーバの起動方法については、「Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド」の「運用・保守」-「起動・停止」-「起動」を参照してください。
Java EE 6を使用している場合
「Java EE運用ガイド(Java EE 6編)」の「Java EE 6運用コマンド」
Java EE 7を使用している場合
「Java EE 7 設計・構築・運用ガイド」の「Java EE 7運用コマンド」
svmondspstatコマンドで表示されない振り分け先がある
WebサーバコネクタとWebサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)で、同一のWebサーバ名を使用している可能性があります。
「故障監視機能を使用しているが、故障が検出されない場合がある」を参照してください。