Interstage Application Server V12.2.0 Java EE運用ガイド(Java EE 6編)

B.2 IJServerクラスタのファイル構成

IJServerクラスタのファイル構成を以下に示します。下記の親ディレクトリの場所は、「2.4.1 IJServerクラスタのファイル構成」を参照してください。

←上位ディレクトリ 下位ディレクトリ→						説明
サーバーインスタンス名						IJServerクラスタが管理する資産を格納するディレクトリです。サーバーインスタンス単位に生成されます。
	applications					中央リポジトリから同期化された配備後のモジュールを展開するディレクトリです。(注1)
	config					中央リポジトリから同期化された定義情報が格納されます
		pid				サーバーインスタンスのプロセスIDが保存されます。
	current					カレントディレクトリです。
	generated					一時的なファイルを格納するディレクトリです。
			ejb(注2)			EJB関連のファイルが格納されます。
			jsp(注3)			JSP関連のファイルが格納されます。
			policy			ポリシーファイルが格納されます。
			xml			WAR/EJB-JAR/RAR/JARモジュールの定義情報が格納されます。
	logs					ログファイルを格納するディレクトリです。
				server.log		サーバーログファイルです。
				access		HTTPアクセスログを格納するディレクトリです。
					server_access_log.txt	HTTPアクセスログファイルです。
				http		HTTPトレースログを格納するディレクトリです。
					trace.log	HTTPトレースログファイルです。
				iiop		IIOPアクセスログを格納するディレクトリです。
					iiop_access.log	IIOPアクセスログファイルです。
	session-store					アプリケーションの対話状態を格納するディレクトリです。

注1)

JSPオートリロード機能を利用している場合にJSPを更新する際は、本ディレクトリ配下のファイル、およびInterstage Java EE 6 DASサービスのapplicationsディレクトリ配下のファイルを更新するようにしてください。

注2)

配備するアプリケーションの構成に依存します。
なお、大容量、および多数の配備モジュールを配備する場合、開発環境でアプリケーションの配備を行い、生成物の容量を事前に確認することを推奨します。

注3)

配備するアプリケーションに含まれるJSPのコンパイル結果(Javaソースコード)が格納されますが、デフォルトでは出力されません。Javaソースコードを出力したい場合は、Interstage Deployment Descriptor(glassfish-web.xml)でkeepgeneratedプロパティをtrueに設定してください。