Interstage Application Serverのクラスタサービス機能を使用して運用する場合の資源構成について説明します。
クラスタシステム上でInterstageを運用する場合には、基本的に、運用ノード、待機ノードのそれぞれのサーバに、同一の資源構成でInterstage資源を配置します。ただし、クラスタシステムを構成するサーバ間で共有しなければならない資源に限って共用ディスク装置上に配置します。
Interstageのインストール資源や各種定義資源、アプリケーション資源などは、運用ノード、待機ノードに同一の資源構成で配置します。
また、以下の資源に関しては共用ディスク装置上で管理します。
トランザクションログファイル
イベントサービスのイベントチャネルの不揮発化情報関連ファイル
イベントサービスのユニットの不揮発化ファイル
Interstage JMSのJMS不揮発化ファイル
MessageQueueDirectorの制御用ファイル
Interstage ディレクトリサービスのデータベース
Interstage ディレクトリサービスのアクセスログ
Servletサービスのセションリカバリ機能の永続化ファイル
Interstage シングル・サインオンの暗号化情報(サービスID)ファイル(セションの管理を行う場合だけ)
参照
MessageQueueDirectorをクラスタサービスで使用する方法については、「MessageQueueDirector説明書」を参照してください。