ページの先頭行へ戻る
Interstage Studio V12.2.0 ユーザーズガイド Java EE 6編
FUJITSU Software

9.6.2 ワークベンチで使用するメモリ量を変更する

[ウィンドウ] > [設定] > [一般]から[ヒープ・ステータスを表示]をチェックすることで、ワークベンチのステータスバーにヒープ使用量が表示されます。

ワークベンチ使用中に、ヒープ使用量が、最大値に対して余裕が無いようであれば、ヒープの初期値や最大値を増やす事で性能が改善する場合があります。

ヒープの初期値と最大値は以下のファイルで指定する事ができます。このファイルはワークベンチの起動時に読み込まれるため、指定された内容はファイル修正後のワークベンチ起動から有効になります。

  (ワークベンチのインストールフォルダ)\eclipse\isstudio.ini

ヒープに関するオプションは、"Interstage Application Server チューニングガイド"の"JDK/JRE 8のチューニング"の"Javaヒープおよびメタスペースのチューニング"を参照してください。

ポイント

  • 本製品は32bitアプリケーションのため、ユーザが利用できるメモリ(ユーザ空間)は2GBになります。ユーザ空間はプログラムの実体やOSのプログラムなどでも使用するため、-Xmxで指定する値はこれらの考慮が必要になります。

  • -Xmxの値を大きくすると、ガーベジコレクションに時間がかかる事があります。