Interstage Studioは、Java EE 7のWebアプリケーションやEnterprise JavaBeans (EJB)などの開発に対応したJava統合開発環境です。現在広く使われているオープンソースの開発環境Eclipseをベースにしており、業界標準の操作性で開発を行うことができます。
本書の目的
本書は、ワークベンチが提供するJava EE 6機能を利用したアプリケーションの開発方法、操作手順、開発時の留意事項を説明しています。
本書の読者
本書は、ワークベンチを使って、各種アプリケーションを開発する人のために必要な事項を説明しています。
本書は、読者がJava EE 6のWebアプリケーションやEJBなどに関する基本的な知識があることを前提としています。
本書の構成
本書は以下の構成になっています。
第1章 ワークベンチの概要
ワークベンチの構成要素や開発資産の形式、ワークベンチの基本的な操作について説明しています。
第2章 Webアプリケーションを開発する
Webアプリケーションの概要およびWebアプリケーションの作成方法について説明しています。
第3章 Enterprise JavaBeans (EJB)を開発する
Enterprise JavaBeansの概要およびEnterprise BeanとEJBクライアントアプリケーションの作成方法について説明しています。
第4章 Java Persistence APIを使用したアプリケーションを開発する
Java Persistence APIの概要およびJPAを使用したアプリケーションの作成方法について説明しています。
第5章 Webサービスのアプリケーションを開発する
Webサービスの概要およびWebサービスアプリケーションの作成方法について説明しています。
第6章 Java EE 6アプリケーション共通事項
Java EE 6アプリケーションを作成するうえでの共通事項について説明しています。
第7章 Javaアプリケーションを開発する
Javaアプリケーションの概要およびJavaアプリケーションの作成方法について説明しています。
第8章 データベースを操作する
データベースの概要およびデータベースの操作方法について説明しています。
第9章 Tips
ワークベンチを使用するうえでの便利な機能やアプリケーション開発時の留意事項について説明しています。
付録A サンプルの使用方法
提供しているサンプルについて説明しています。
付録B 旧資産からの移行
旧バージョンのワークベンチで開発した資産の移行について説明しています。
付録C トラブルシューティング
ワークベンチで発生する問題を解決する方法について説明しています。
付録D 名前に関する規則
名前の規則について説明しています。
本書の読み方
本書は、Java EE 6アプリケーションの開発方法を説明しています。
Java EE 7アプリケーション、J2EEアプリケーションの開発については、"Interstage Studio ユーザーズガイド"をお読みください。
本書の表記について
本書は以下の表記方法で記述しています。
ボタン名、メニュー名、ダイアログボックス名、コンテキストメニューを[ ]で示します。
例) コンテキストメニューから[追加] > [テンプレート]を選択します。
ファイル、項目、関数などの名前は「 」で示します。
ワークベンチのメニュー名や項目名の中点(・)は、削除して表記します。
Windows 8.1またはWindows Server 2012をお使いの場合、"スタートメニュー"に関する記述は"アプリ画面"に読み替えてください。
インストールフォルダ、ワークベンチ本体のフォルダの読み替えについてはソフトウェア説明書の"フォルダ構成とファイル"を参照してください。
注意
ワークベンチの画面、メッセージ等の日本語は、Pleiadesプラグインを使用して表示しています。そのため、マニュアルの用語と異なる場合があります。
カタカタ用語末尾の長音
連続するカタカナ単語の区切り方
Interstage Application Serverに関する注意事項
Interstage Application Serverの操作はWindowsで記載しています。Windows以外のプラットフォームでの操作や、Interstage Application Serverの注意事項、制限事項は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。
Symfoware Serverに関する注意事項
V11以前のSymfoware Serverを使用している場合、"Symfoware ServerのNativeインタフェース"を"Symfoware Server"に読み替えてください。
V12.2以前のSymfoware ServerのOpenインタフェースを使用している場合、"Symfoware Server(Postgres)"を"Symfoware ServerのOpenインタフェース"に読み替えてください。
輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
登録商標について
Microsoft、Active Directory、ActiveX、Excel、Internet Explorer、MS-DOS、MSDN、Visual Basic、Visual C++、Visual Studio、Windows、Windows NT、Windows Server、Win32 は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
そのほか、本書に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
出版年月および版数
出版年月および版数 | マニュアルコード |
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2019年 6月 第3版 | B1WD-3430-03Z0(00)/B1WD-3430-03Z2(00) |
2018年 7月 第2版 | B1WD-3430-02Z0(00)/B1WD-3430-02Z2(00) |
2017年 7月 初版 | B1WD-3430-01Z0(00)/B1WD-3430-01Z2(00) |
著作権表示
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