ページの先頭行へ戻る
Interstage Studio J Business Kit 解説書
FUJITSU Software

2.2.3 アプレットの起動

アプレットを起動するための注意事項を説明します。

注意

Windows Server 2012 以降でアプレットを起動する場合

ActiveX コントロールの使用が許可されなくなったため、JBKプラグイン上で動作するアプレットが実行できません。
以下の手順で“信頼済サイト”にHTMLファイルの格納場所を表すURL を追加してください。

  1. アプレットを起動した状態で、ブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。

  2. [信頼済サイト]を選択し、[サイト]をクリックします。

  3. 表示しているWeb サイトが、[この Web サイトをゾーンに追加する]フィールドに表示されます。[追加] をクリックします。

  4. [閉じる]、[OK] の順にクリックします。

  5. Internet Explorerを再起動して、再度アプレットを起動します。

注意

Windows 8.1以降 でアプレットを起動する場合

Internet Explorer 11の拡張保護モードが有効となっているため、アプレットの実行の際、コントロールの実行の問い合わせのメッセージが表示されます。

この場合、コントロールの実行の問い合わせのメッセージに対して、「コントロールの実行」を選択してください。次回の起動からは、表示されず、アプレットが正常に起動されます。

参考

クラスローダはアプレットごとに異なります。

同じJava VM上で動作する各アプレットでも、クラスローダは異なります。したがって、他のアプレットでロードしたクラス情報を共有することはできません。

ポイント

アプレットから、新しいWebブラウザを起動してWebページを表示させる方法

java.applet.AppletからWebブラウザにドキュメントを表示させるには、java.applet.AppletContextのshowDocumentメソッドを使用します。

そのとき、新規にWebブラウザを起動したい場合は、showDocumentメソッドの第2引数に、“_blank”を指定します。

ポイント

アプレットの起動状況を確認する方法

同じWebページ上のアプレットの場合は、AppletContext.getApplet()で確認することができます。
異なるWebページのアプレットの場合は、セキュリティ上の問題で、確認することはできません。