メッセージの構成要素について説明します。
エラー種別は、メッセージのエラーの状態を表示します。
表示されるエラー種別には、以下があります。
情報(INFO, NOTICE, LOG, DEBUG)
エラーではなく、システムからの通知メッセージです。特に対処を実施する必要はありません。
警告(WARNING)
エラーではありませんが、利用者の確認、作業を求めています。メッセージに記載されている“利用者の処置”を行ってください。
エラー(ERROR, FATAL, PANIC)
エラーが発生しています。メッセージに記載されている“利用者の処置”を行ってください。
補足(DETAIL, HINT,QUERY,CONTEXT,LOCATION,STATEMENT)
1つ前のメッセージに対する補足情報です。メッセージを日本語で出力した場合には、エラー種別も日本語になります。(詳細,ヒント,クエリー,コンテキスト,場所,ステートメント)
システムの状態、またはシステムの異常を通知するメッセージの内容です。
“第2章 メッセージ一覧 ”に記載されている“@数字@”は、埋め込み文字列を表します。実際に出力されるメッセージでは、文字列が出力されます。
メッセージロケールにjaが指定された場合にのみ、FUJITSU Enterprise Postgresが追加したメッセージは、指定されたロケールの言語で出力されます。その他のメッセージロケールでは英語が表示されます。ただし、pgx_jadminコマンドが出力するメッセージは、メッセージロケールに関係なく英語で表示されます。
メッセージ番号は、各メッセージに付加されたメッセージの識別番号です。5文字の半角数字で出力されます。出力されたメッセージ番号をもとに、対応するメッセージの説明を、本書から探してください。メッセージ番号は変更されることがあるため、監視のキーワードに使用しないでください。
なお、PL/pgSQLのRAISE文によって出力されるメッセージには、メッセージ番号は付加されません。
メッセージ番号はロケールがjaおよびenの場合のみ付加されます。その他のロケールではメッセージ番号は付加されません。