メッセージの出力形式は、以下になります。
エラー種別: メッセージ内容 (メッセージ番号)
SQLSTATE: 日時 [プロセスID]: [内部コード-1] user = ユーザ名,db = データベース名,remote = クライアントIPアドレス(ポート番号) app = アプリケーション名 エラー種別: メッセージ内容 (メッセージ番号)
参照
SQLSTATEの詳細については、“PostgreSQL Documentation”の“Appendixes”の“PostgreSQL Error Codes”を参照してください。
注意
サーバメッセージのログに出力されるメッセージを監視する場合の注意事項
サーバメッセージを監視する場合は、SQLSTATEでの監視を行ってください。以下に、SQLSTATEで監視する場合の設定方法と注意事項を示します。
設定方法
“導入ガイド(サーバ編)”の“セットアップ”の“エラーログの設定”を参照してください。
注意事項
ユーザ名、クライアントIPアドレス(ポート番号)、アプリケーション名は空白になる場合があります。
メッセージ番号は複数出力される場合があります。
アプリケーションに返却されるメッセージを監視する場合の注意事項
SQLSTATEは、アプリケーションに返却されるメッセージに出力することができます。以下に、出力する場合の設定方法と注意事項を示します。
設定方法
SET文でlog_error_verbosityパラメタの値をVERBOSEに設定する
C言語ライブラリを使用したアプリケーションで、PQsetErrorVerbosity関数を使用して、メッセージの冗長度をPQERRORS_VERBOSEに設定する
注意事項
C言語ライブラリを使用したアプリケーションに返却されるメッセージの場合だけ、SQLSTATEが出力されます。
ユーザ名、クライアントIPアドレス(ポート番号)、アプリケーション名は空白になる場合があります。
メッセージ番号は複数出力される場合があります。
メッセージ内容にメールアドレス(“pgsql-bugs@postgresql.org”)が出力され、エラーの原因が特定できない場合には、当社技術員(SE)に連絡してください。
例
サーバメッセージのログに出力されるメッセージ
3D000: 2017-07-10 19:41:05 JST [13899]: [1-1] user = fepuser,db = fep,remote = 127.0.0.1(51902) app = [unknown] FATAL: database "fep" does not exist (10571)