コンテナ用永続ストレージは、コンテナ上のデータを永続化するための機能です。
コンテナ用永続ストレージではデータ保管先としてNFSやiSCSIなどのストレージを利用することができます。
本製品では、データ保管先としてNFSサーバを提供します。
以降では、NFSサーバを使ったコンテナ用永続ストレージの利用方法について説明します。
コンテナ用永続ストレージを使うためにはContainer Management上でPersistentVolumeおよびPersistentVolumeClaimというリソースを操作します。
Podが必要とするPersistentVolumeを要求するためのリソースです。
必要なPersistentVolumeのサイズやアクセスモード等を指定します。
要求を満たすPersistentVolumeが存在すると、
PersitentVolumeClaimはPersistentVolumeにバインドされます。
参照
PersistentVolumeとPersistentVolumeClaimの詳細については、Kubernetesの公式ドキュメントを参照してください。コンテナ上のデータを永続化するためには、以下の作業が必要です。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 方式 | NFSv4 |
| ディスクタイプ |
HDD FUJITSU Cloud Service for OSS : ストレージタイプM2 |
注意
NFSサーバの特性を考慮した上で利用することを推奨します。例えば、NFSはディスクへのRead/Writeに厳密な整合性を必要とする要件には向いていません。