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Interstage List Creator V10.6.0 COBOLアプリケーション連携機能編
FUJITSU Software

3.3.3 プリンタ情報ファイル

プリンタ情報ファイルは、COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合に、帳票出力に関する情報やプリンタの印刷制御、およびフォントに関する情報などの基本的な動作情報を定義するファイルです。

COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合には、どの出力方法でもプリンタ情報ファイルが必要です。プリンタ情報ファイルで指定できる情報、および有効となる優先順序については、以下を参照してください。

⇒“3.1.1.2 プリンタ情報ファイルで指定できる情報

なお、プリンタ情報ファイルは、MeFtまたはNetCOBOLで指定した既存のファイルを利用することができます。

ただし、既存のプリンタ情報ファイルを利用する場合、一部のキーワードで注意が必要です。

詳細については、以下を参照してください。

⇒“3.3.3.3 指定に注意が必要なキーワード

ポイント

  • プリンタ情報ファイルは、環境変数「ファイル識別名」で必ず指定してください。

3.3.3.1 作成方法

プリンタ情報ファイルは、テキストエディタなどを使用して、記述形式にしたがって作成します。

作成するファイルの文字コード系は、COBOLアプリケーションを実行するサーバのオペレーティングシステムによって異なります。

ポイント

アプリケーションサーバがWindowsの場合

プリンタ情報ファイルは、必ずシフトJISの文字コードで作成してください。

アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合

プリンタ情報ファイルは、環境変数LANGおよび環境変数ICONV_CONVERT_TYPEで指定した文字コード系で作成してください。

注意

  • 帳票出力サーバがWindowsの場合、プリンタ情報ファイルはシフトJIS の文字コード系の範囲で指定してください。シフトJIS以外の文字コード系で記述した場合は、帳票出力サーバ側でシフトJISに変換されます。

    そのため、シフトJIS に存在しない文字を指定すると、縮退が発生します。その場合、代替文字「_」または「_」で出力されます。

  • 文字コード系がUnicode(UTF-8)のプリンタ情報ファイルを作成した場合、使用するファイル作成ツール(テキストエディタなど)によっては、ファイルの先頭にBOM(Byte Order Mark)が付加される場合があります。このとき、ファイルの先頭行が正しく認識されず、エラーまたは意図しない出力結果となることがあります。そのような場合は、バイナリエディタなどを使用し、ファイルの先頭に付加された不要なBOMを削除するなどの対処を行ってください。

3.3.3.2 記述形式

プリンタ情報ファイルは、「キーワード 値」の形式で指定します。

記述形式、およびキーワードの詳細については、List Creator の帳票出力サーバと同じオペレーティングシステムの最新のMeFtまたはNetCOBOLに添付のオンラインマニュアルを参照してください。

ただし、OWFファイル生成する場合は、Windows版 MeFtまたはNetCOBOLに添付のオンラインマニュアルを参照してください。

3.3.3.3 指定に注意が必要なキーワード

ここでは、プリンタ情報ファイルのキーワードのうち、指定時に注意が必要なキーワードについて説明します。

定義体情報に関するキーワード

MEDDIR(アプリケーションサーバの定義体格納ディレクトリ)

アプリケーションサーバ上の帳票定義情報(帳票定義体または画面帳票定義体)の格納先ディレクトリをフルパスで指定します。

なお、COBOLアプリケーション実行時に指定する環境変数LM_FORMSENDMODEの指定では、帳票出力時に使用する帳票定義情報の配置場所について、以下のいずれかを選択できます。

  • 帳票定義情報を転送する(環境変数LM_FORMSENDMODEの指定を省略した場合)
    アプリケーションサーバに配置した帳票定義情報を使用して帳票を出力する

  • 帳票定義情報を転送しない
    帳票出力サーバに配置した帳票定義情報を使用して帳票を出力する

以下に、定義体格納ディレクトリの指定方法について、帳票定義情報を転送する場合と転送しない場合に分けて示します。

●帳票定義情報を転送する場合(環境変数LM_FORMSENDMODEの指定を省略した場合)

帳票定義情報を転送する場合は、このキーワードでアプリケーションサーバの定義体格納ディレクトリを指定します。

定義体格納ディレクトリの指定を省略した場合、以下のディレクトリが有効になります。

  • COBOLアプリケーションを実行したときの実行ユーザのカレントディレクトリ(アプリケーションサーバのディレクトリ)

●帳票定義情報を転送しない場合

帳票定義情報を転送しない場合は、アプリケーションサーバに配置した帳票定義情報は転送しませんが、COBOLアプリケーションの実行時には、帳票定義情報が必要なため、このキーワードを指定する必要があります。

このキーワードを省略した場合、COBOLアプリケーションを実行したときの実行ユーザのカレントディレクトリ(アプリケーションサーバのディレクトリ)を定義体格納ディレクトリとして動作します。

なお、帳票出力時に有効となる帳票出力サーバの定義体格納ディレクトリは、出力属性ファイルのOUT_MEDDIRキーワードで指定します。

注意

  • 定義体格納ディレクトリは、必ずフルパスで指定してください。相対パスで指定した場合、帳票出力時に帳票定義情報が見つからずエラーとなります。

  • OWFファイル生成時は、必ず帳票定義情報を転送する指定を行ってください。帳票定義情報を転送せずにOWFファイルを生成することはできません。


MEDSUF(定義体の拡張子)

このキーワードは、指定しても無効になります。

以下の順序で検索されます。

  1. 帳票定義体(拡張子が「.pmd」の定義体)

  2. 画面帳票定義体(拡張子が「.smd」の定義体)

オーバレイ情報に関するキーワード

OVLPDIR(アプリケーションサーバのオーバレイパターン格納ディレクトリ)

アプリケーションサーバ上のオーバレイファイル(オーバレイ定義体)の格納先ディレクトリを指定します。

  • アプリケーションサーバがWindowsの場合

    オーバレイファイルが格納されているディレクトリをフルパスで指定します。

  • アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合

    オーバレイファイルが格納されているkol5ディレクトリの親ディレクトリをフルパスで指定します。

ポイント

  • アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合は、このキーワードで指定したディレクトリ配下にkol5ディレクトリを作成し、その配下にオーバレイファイルを配置してください。

なお、COBOLアプリケーション実行時に指定する環境変数LM_FORMSENDMODEの指定では、帳票出力時に使用する帳票定義情報(オーバレイを含む)の配置場所について、以下のいずれかを選択できます。

注意

  • オーバレイパターン格納ディレクトリは、必ずフルパスで指定してください。

    相対パスで指定した場合、帳票出力時にオーバレイファイルが見つからずエラーとなります。

  • OWFファイル生成時は、必ず帳票定義情報(オーバレイを含む)を転送する指定を行ってください。帳票定義情報(オーバレイを含む)を転送せずにOWFファイルを生成することはできません。


OVLPSUF(オーバレイパターンの拡張子)

このキーワードは、指定しても無効になります。

拡張子が「.ovd」のオーバレイのみ検索されます。

組込みメディアに関するキーワード

MEDIADIR(アプリケーションサーバの組込みメディア格納ディレクトリ)

アプリケーションサーバ上の組込みメディア(メディアデータファイル)の格納ディレクトリをフルパスで指定します。

このキーワードで指定した組込みメディア格納ディレクトリは、組込みメディアの検索パスとして使用されます。

なお、COBOLアプリケーション実行時に指定する環境変数LM_MEDIASENDMODEの指定では、帳票出力時に使用する組込みメディアの配置場所について、以下のいずれかを選択できます。

  • 組込みメディアを転送する(環境変数LM_MEDIASENDMODEの指定を省略した場合)
    アプリケーションサーバに配置した組込みメディアを使用して帳票を出力する

  • 組込みメディアを転送しない
    帳票出力サーバに配置した組込みメディアを使用して帳票を出力する

以下に、組込みメディア格納ディレクトリの指定方法について、組込みメディアを転送する場合と転送しない場合に分けて示します。

●組込みメディアを転送する場合(環境変数LM_MEDIASENDMODEの指定を省略した場合)

組込みメディアを転送する場合は、このキーワードでアプリケーションサーバの組込みメディア格納ディレクトリを指定します。

組込みメディアを転送する場合、このキーワードを必ず指定してください。

●組込みメディアを転送しない場合

組込みメディアを転送しない場合、環境変数(ファイル識別名)で指定したプリンタ情報ファイルで指定されているMEDIADIRキーワードは、帳票出力時に有効になりません。

なお、帳票出力時に有効となる帳票出力サーバの組込みメディア格納ディレクトリは、出力属性ファイルのOUT_MEDIADIRキーワードで指定します。

注意

  • COBOLアプリケーションで組込みメディアファイル名を指定する場合は、ファイル名でのみ指定してください。相対パスおよびフルパスで指定すると、帳票出力サーバで帳票の出力時にエラーになります。

  • OWFファイル生成時は、必ず組込みメディアを転送する指定を行ってください。組込みメディアを転送せずにOWFファイルを生成することはできません。


TIFFEXT(TIFF拡張出力指定)

List Creator では、組込みメディアとして定義する画像ファイルに、TIFF(LZW)形式のデータは指定できません。


印刷制御情報に関するキーワード

PRTID(印刷名)

印刷要求の名前を指定します。

ここで指定した値は、List Creatorで以下の場合に使用されます。

  • 「ドキュメント名」として使用される
    帳票出力サーバがWindowsで、高信頼プリンタ以外のプリンタで印刷を行った場合に、Windowsのプリンタ画面の「ドキュメント名」として使用されます。

  • 「印刷名」として使用される
    帳票出力サーバにPrint Managerがインストールされていて、高信頼プリンタで印刷を行った場合に、Print Managerの印刷操作画面に表示されるドキュメントグループ内のドキュメントの「印刷名」として使用されます。

  • イベントログに表示される「PRTID」に使用される
    帳票出力サーバの「ListCREATOR:MeFt」のイベントログに表示される「PRTID」として使用されます。

  • 電子保存時の「帳票名」として使用される
    電子帳票情報ファイルのTITLEキーワード(帳票名)が指定されていない場合に、電子保存時の「帳票名」として使用されます。

このキーワードの指定を省略した場合の印刷要求の名前は、帳票定義体名または画面帳票定義体名となります。

注意

  • 帳票定義体または画面帳票定義体を使用せずに帳票出力を行う場合に、このキーワードの指定を省略すると、印刷要求の名前はList Creatorで生成する作業ファイル名となります。そのため、帳票定義体または画面帳票定義体を使用せずに帳票出力を行う場合は、このキーワードで印刷要求の名前を指定する必要があります。

  • 帳票出力サーバがUNIX系OSの場合、電子保存時のみ有効となります。


PRTNAME(出力プリンタ名)

帳票出力サーバがUNIX 系OS の場合、このキーワードを必ず指定してください。

このキーワードには、出力方法に応じて以下を指定します。

  • 出力方法が「印刷」の場合
    システムのLP 印刷サービス、またはプリンタ設定に登録したプリンタ装置に対するプリンタ名

  • 出力方法が「電子保存」の場合
    List Worksで定義した電子保存装置名

なお、プリンタ名は、出力属性ファイルのPRTDRVキーワードでも指定できます。

また、このキーワードとあわせて、出力属性ファイル、またはプリンタ情報ファイルでPRTDEVキーワード(プリンタ機種)を指定してください。

注意

  • 帳票出力サーバがWindowsの場合、このキーワードは、COBOLアプリケーションの動作を保証できないため指定しないでください。帳票出力サーバがWindowsの場合のプリンタ名の指定については、PRTDRVキーワードを参照してください。


PRTDEV(プリンタ機種)

帳票出力サーバがWindowsの場合、このキーワードは、COBOLアプリケーションの動作を保証できないため指定しないでください。

帳票出力サーバがUNIX系OSの場合、このキーワードを必ず指定してください。


PRTDRV(使用するプリンタデバイス名)

帳票出力サーバがWindows の場合、このキーワードを必ず指定してください。

このキーワードには、出力方法に応じて以下を指定します。

  • 出力方法が「印刷」の場合
    システムのプリンタフォルダで表示されるプリンタ名

  • 出力方法が「電子保存」の場合
    List Worksで定義した電子保存装置名

  • 出力方法が「FAX送信」の場合
    システムのプリンタフォルダで表示されるFAX装置名

なお、プリンタ名は、出力属性ファイルのPRTDRVキーワードでも指定できます。

注意

  • 帳票出力サーバがUNIX系OS の場合、このキーワードは、COBOLアプリケーションの動作を保証できないため指定しないでください。帳票出力サーバがUNIX系OSの場合のプリンタ名の指定については、PRTNAMEキーワードを参照してください。


PRTFORM(印刷形式)

このキーワードの設定を有効にする場合は、以下のように設定してください。

  • 帳票定義体を使用する場合
    帳票定義体のプロパティで、「用紙/用紙方向指定」に「プリンタ情報ファイル」を指定します。

  • 画面帳票定義体を使用する場合
    画面帳票定義体の「用紙サイズ」に「指定なし」または「自由」を指定します。


COPYG(複写枚数)

このキーワードに999を超える値を指定した場合、無効になります。

注意

  • COBOLアプリケーションのI制御レコードの複写枚数とこのキーワードの両方が指定された場合、COBOLアプリケーションのI制御レコードの複写枚数が優先されます。

    ただし、COBOLアプリケーションのI制御レコードで複写枚数を指定する以前のページについては、このキーワードで指定した複写枚数が有効になります。

  • このキーワードと印刷属性ファイルのcopynumキーワードの両方が指定された場合、「COPYGキーワードで指定された複写枚数」が「copynumキーワードで指定された部数」の回数分だけ出力されます。

    例えば、「COPYG=2」、「copynum=3」が指定され、帳票が2ページある場合は、以下のように出力されます。

    (1)(1)(2)(2)(1)(1)(2)(2)(1)(1)(2)(2)

    (1):帳票の1ページ目

    (2):帳票の2ページ目

  • このキーワードを指定してOWFファイル生成し、Webプラグインの印刷画面を表示した場合、このキーワードの指定は無効になり、印刷部数の初期値には1が設定されます。

  • Print Managerの印刷操作画面に表示される値は、印刷属性ファイルのcopynumキーワードで指定した値になります。このキーワードで指定した値は有効になりません。

  • このキーワードで複写枚数を指定した場合、帳票のページ数について注意が必要です。

    詳細については、Print Managerに添付のオンラインマニュアルを参照してください。


SUPLY(給紙方法)

このキーワードでの設定を有効にする場合は、以下のように設定してください。

  • 帳票定義体を使用する場合
    帳票定義体のプロパティで、「用紙/用紙方向指定」に「プリンタ情報ファイル」を指定するか、または「給紙方法」に「指定なし」を指定します。

  • 画面帳票定義体を使用する場合
    画面帳票定義体の「用紙サイズ」に「指定なし」または「自由」を指定するか、または「給紙方法」に「指定なし」を指定します。


FORMSIZE(用紙サイズ)

このキーワードでの設定を有効にする場合は、以下のように設定してください。

  • 帳票定義体を使用する場合
    帳票定義体のプロパティで、「用紙/用紙方向指定」に「プリンタ情報ファイル」を指定します。

  • 画面帳票定義体を使用する場合
    画面帳票定義体の「用紙サイズ」に「指定なし」または「自由」を指定します。
    省略すると、「A4」が設定されます。


PRTDIALG(印刷中断ダイアログボックスの表示の有無)

このキーワードは、帳票出力サーバから帳票が出力されず無応答の状態になるため指定しないでください。


LWDSTMETHOD(帳票印刷配信指定)

List Worksと連携し、帳票印刷配信またはList Creator互換印刷を行う場合に指定します。

SPL:

帳票印刷配信を行う場合に指定します。帳票印刷配信機能の詳細については、

List Worksのマニュアルを参照してください。

MAT:

List Creator互換印刷を行う場合に指定します。

List Creator 互換印刷機能の詳細については、以下を参照してください。
⇒ “付録D List Creator互換印刷機能

注意

  • このキーワードの指定を省略した場合、「SPL」が指定されたものとして動作します。

    なお、帳票印刷配信を行う場合は、電子帳票情報ファイルで「配信フォルダID」を必ず指定してください。

    帳票印刷配信機能の詳細については、List Worksのマニュアルを参照してください。


DISTRIBUTE(プリンタ振り分け指定)

このキーワードは、COBOLアプリケーションの動作を保証できないため指定しないでください。


INCLUDE(プリンタ情報インクルード指定)

このキーワードは、COBOLアプリケーションの動作を保証できないため指定しないでください。


SETPRTDIALOG(印刷ダイアログ表示指定)

このキーワードは、帳票出力サーバから帳票が出力されず無応答の状態になるため指定しないでください。


PREVIEW(印刷プレビュー表示指定)

このキーワードは、帳票出力サーバから帳票が出力されず無応答の状態になるため指定しないでください。


PREVIEWZOOM(プレビュー初期表示倍率指定)

このキーワードは、帳票出力サーバから帳票が出力されず無応答の状態になるため指定しないでください。


PREVIEWLINE(プレビュー罫線の可視性向上)

このキーワードは、帳票出力サーバから帳票が出力されず無応答の状態になるため指定しないでください。


JISGLYPH(字形のJIS年式指定)

帳票出力サーバがWindows、または帳票出力サーバがUNIX系OSでOWFファイル生成を行う場合、このキーワード、および環境変数MEFTJISGLYPH(MeFt の環境変数)で指定を省略すると、以下の設定が有効となります。

  • 帳票出力サーバがWindowsの場合
    帳票出力サーバのList Creator の環境設定画面の[出力時の動作]タブで指定した「出力する字体の指定」の設定が有効となります。

  • 帳票出力サーバがUNIX系OSの場合
    帳票出力サーバのList Creator の環境設定コマンドのprsetjisglyph コマンドで指定した「字体指定」の設定が有効となります。


多目的プリンタ機能に関するキーワード

PRTACS(印刷形態)

このキーワードは、指定しても無効になります。

List Creatorで自動的に「SCH(通常の印刷を行う)」が設定されます。


UPSIZE(上端寸法)

このキーワードは、COBOLアプリケーションの動作を保証できないため指定しないでください。


UNLOAD(排出口指定)

このキーワードは、指定しても無効になります。

List Creatorでは、Windowsのプリンタドライバのプロパティで指定した排出口の設定にしたがいます。


両面印刷情報に関するキーワード

SIDE(両面印刷の指定)

両面印刷を行うには、このキーワードで「両面印刷する」を指定します。

このキーワードの設定を有効にする場合は、以下のように設定してください。

  • 帳票定義体を使用する場合
    以下の優先順序で有効になります。

    1. I制御レコードの「印刷面指定」に「両面」を指定し、「印刷面」に「両面」、「表」、または「裏」のいずれかを指定

    2. 帳票定義体の「印刷面指定」に「両面指定」、「表」、または「裏」のいずれかを指定

    3. 帳票定義体のプロパティで「用紙/用紙方向指定」に「プリンタ情報ファイル」を指定

  • 画面帳票定義体を使用する場合
    以下の優先順序で有効になります。

    1. I制御レコードの「印刷面指定」に「両面」を指定し、「印刷面」に「両面」、「表」、または「裏」のいずれかを指定

    2. 画面帳票定義体の「印刷面指定」に「両面」を指定し、「印刷面」に「両面」、「表」、または「裏」のいずれかを指定

    3. 画面帳票定義体で「用紙サイズ」に「指定なし」または「自由」を指定

  • 帳票定義体および画面帳票定義体を使用しない場合
    I制御レコードの「印刷面指定」に「両面」を指定し、「印刷面」に「両面」、「表」、または「裏」のいずれかを指定

注意

  • このキーワードで印刷面を指定した場合、帳票のページ数について注意が必要です。

    詳細については、Print Managerに添付のオンラインマニュアルを参照してください。


BSUP(両面印刷設定の綴じ方向の指定)

帳票定義体を使用する場合、このキーワードを有効にするには、帳票定義体のプロパティでとじしろを指定しないでください。

画面帳票定義体を使用する場合、COBOLアプリケーションで指定されていないときは、このキーワードの指定が有効になります。画面帳票定義体のプロパティでは指定できません。


その他のキーワード

UNIQDATE(任意日付指定)

このキーワードは、指定しても無効になります。

システム日付が出力されます。