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Interstage List Creator V10.6.0 環境設定・帳票運用編
FUJITSU Software

A.1.1 プレビューコマンド(prview)

ここでは、帳票設計時に利用するコマンドについて説明します。

ポイント

  • プレビューコマンドを使用するには、List Creatorデザイナをインストールしてください。

A.1.1.1 [機能]

入力データを指定して、実際の帳票の出力イメージを画面で確認できます。プレビュー画面から印刷して帳票イメージを確認することもできます。

このコマンドは、[スタート]-[プログラム]-[List Creator]-[ユーティリティ]-[プレビューア]を選択してプレビューア初期画面を表示し、オプションを指定することもできます。

注意

  • このコマンドは、帳票設計時に利用するコマンドです。

  • 組合せフォーム出力する場合は、プレビューコマンドで出力イメージの確認はできません。
    組合せフォーム一覧からプレビューし確認してください。

A.1.1.2 [記述形式]

以下に、コマンドの記述形式を示します。

[  ]は、省略できることを示します。

オプション1、オプション2、オプション3…には、prviewコマンドのオプションを記述します。

prviewコマンドのオプションは、すべて省略できます。

prview    [ オプション1 ] [ オプション2 ] [ オプション3 ] …

注意

  • コマンドのオプションに指定する文字列に空白が含まれている場合や、実行環境により特別な意味を持つ文字を含む場合は、「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定してください。

  • ファイルの格納先として指定できるのは、ローカルディスク、UNC指定(\\コンピュータ名\共有名\ディレクトリ名)のみです。ネットワークドライブ、リムーバブルディスクを格納先として指定しないでください。

A.1.1.3 [オプション一覧]

以下に、prviewコマンドのオプションの一覧を示します。

表A.1 prviewコマンドのオプション一覧

オプション

"帳票名" (*1)

-assetsdir

帳票格納ディレクトリ

-indatacode

入力データの文字コード系

-f

データファイル名(*1)

-gxmlroot

データルートの親要素のパス

-gbardata

バーコードデータのBASE64エンコード指定

-visualdir

メディアデータ格納ディレクトリ

-grpdelimit

マルチフォーム用帳票名データ区切り文字(*1)

-grpbytes

マルチフォーム用帳票名データフィールド長

-atuserid

出力ユーザID

-r

開始ページ番号

-s

SET演算子の置換文字列

-atlfcode

改行コード制御指定

-atffcode

改ページコード制御指定

-atnodata

入力データにデータがない場合の動作指定

-atlabeldata

項目名ラベル付きデータファイル指定

-atmapfontfile

置換フォント情報ファイル名

-atbcodadjust

バーコード補正情報ファイル名

*1:
出力する方法によって必須オプションが異なります。以下に、オプションを指定するプレビューア初期画面を表示せずに1つの帳票を出力する場合とマルチフォーム出力する場合の必須オプションの違いを示します。

・1つの帳票を出力する場合
        帳票名

・マルチフォーム出力する場合
        -fオプション
        -grpdelimitオプション

A.1.1.4 [説明]

オプションについて説明します。

"帳票名"

この帳票名は、1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)にのみ有効です。

帳票名を「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定します。

1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)にこの帳票名を省略すると、オプションを指定するプレビューア初期画面が表示されます。

ポイント

  • マルチフォーム出力する場合(-grpdelimitオプションを指定した場合)は、帳票名を入力データで指定しますので、この指定は必要ありません。


-assetsdir 帳票格納ディレクトリ

帳票格納ディレクトリをフルパスで指定します。

このオプションを省略すると、環境設定画面の[全般]タブで指定されている帳票格納ディレクトリが有効になります(List Creatorデザイナをインストールしている場合は、帳票格納ディレクトリを帳票定義一覧画面のオプション画面からも切り替えることができます)。

注意

  • 帳票格納ディレクトリ名の末尾には、「円マーク(\)」を指定しないでください。


-indatacode 入力データの文字コード系

入力データの文字コード系を指定します。

SJIS:

Shift-JIS

UCS2LE:

UNICODE(UTF16リトルエンディアン)

UCS2BE:

UNICODE(UTF16ビッグエンディアン)

UTF8:

UNICODE(UTF8)

UTF32LE:

UNICODE(UTF32 リトルエンディアン)

UTF32BE:

UNICODE(UTF32 ビッグエンディアン)

このオプションを省略すると、環境設定画面の[全般]タブで指定した文字コード系が有効になります。

注意

  • このオプションは、入力データ形式が「可変長」、「固定長」、または「CSV形式」の場合にのみ有効です。入力データ形式が「XML形式」の場合は、XMLファイル中のXML宣言で文字コード系を指定します。XMLファイル中のXML宣言を省略した場合、またはXML宣言で文字コード系の指定を省略した場合は、UNICODE(UTF8)とみなします。

  • Unicodeの文字が定義されている帳票定義情報を使用する場合、入力データの文字コード系はUNICODEのいずれかを指定してください。

  • 文字コード系に関する注意事項については、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。


-f データファイル名

このオプションは、データファイルを使用する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「データファイル」を指定してある場合、または-yオプションを指定した場合)にのみ有効です。

データファイル名を259バイト以内のフルパスで指定します。

1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)に省略すると、帳票格納ディレクトリ配下の帳票名と同名のデータファイル(「帳票名.dat」)が指定されたものとして動作します。

マルチフォーム出力する場合(-grpdelimitオプションを指定した場合)にこのオプションを省略すると、オプションを指定するプレビューア初期画面が表示されます。

注意

  • データファイル中のデータは、指定した入力データの文字コード系で記述してください。


-gxmlroot データルートの親要素のパス

入力データ形式が「XML形式」で、XMLルートとデータルートが異なる場合に、XMLデータ中のデータルートの親要素のパスを指定します。

データルートの親要素のパスは、「スラッシュ(/)」を始点にデータルートの親要素までの要素名を「スラッシュ(/)」で区切って指定します。それ以外の形式は指定できません。

XMLデータ中のこのオプションで指定したパス直下にデータルートが複数存在する場合は、すべてのデータルートを検索します。

省略すると、以下の優先順序でXMLデータからデータルートを検索します。

  1. XMLルートとデータルートが同じ名前の場合、XMLルートをデータルートとみなします。

  2. XMLルートとデータルートが異なる場合、XMLルート直下の子要素の中からデータルートを検索します。

以下に指定例を示します。この例では、XMLルート(Root)の子要素(Child)配下に存在するデータルートを検索して帳票をプレビューします。

-gxmlroot /Root/Child


-gbardata バーコードデータのBASE64エンコード指定

バーコードCODE128、EAN-128の入力データのエンコード方法を指定します。

NONE:

CODE128、EAN-128の入力データにエンコードしないデータを指定します。

BASE64:

CODE128、EAN-128の入力データにBASE64エンコードしたデータを指定します。

このオプションを省略すると、「NONE」が指定されたものとして動作します。

注意

  • このオプションを指定する場合は、帳票設計時に対象となるバーコード項目(CODE128、EAN-128)に、以下の設定をしてください。

    • 対象となるバーコード項目のプロパティの[プロパティ]タブの項目長

      BASE64エンコードする前のバーコードデータの長さに+2した長さ

    • データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのデータ項目のバイト数(入力データ形式が「固定長」の場合)

      BASE64エンコードした後のバイト数

  • 以下の場合、このオプションに「BASE64」を指定しないでください。

    • データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブの該当するデータ項目にオペランドを指定した場合

    • データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのオペランドに該当するデータ項目名を指定した場合

    • データ定義画面の[拡張定義]タブに該当するデータ項目名を指定した場合


-visualdir メディアデータ格納ディレクトリ

メディアデータ格納ディレクトリをフルパスで指定します。組込みメディア項目のデータがファイル名のみの場合、メディアデータ格納ディレクトリ配下を検索します。

このオプションを省略すると、以下の優先順序で有効になります。

  1. -assetsdirオプションで指定した帳票格納ディレクトリ

  2. 環境設定画面の[全般]タブで指定されている帳票格納ディレクトリ(List Creatorデザイナをインストールしている場合は、帳票格納ディレクトリを帳票定義一覧画面のオプション画面からも切り替えることができます)

注意

  • メディアデータ格納ディレクトリ名の末尾には、「円マーク(\)」を指定しないでください。


-grpdelimit マルチフォーム用帳票名データ区切り文字

マルチフォーム出力する場合に指定します。区切り文字は、データ定義画面の[環境定義]タブで指定した入力データ形式と区切り文字にしたがって指定します。

任意の1バイト文字:

以下の場合に、実際に使用する区切り文字を、「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定します。

  • 入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「バーティカルバー(|)」「シャープ(#)」「アスタリスク(*)」「任意」のいずれかの場合

  • 入力データ形式が「CSV形式」、区切り文字が「カンマ(,)」の場合

SPACE:

入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「1個以上の空白」の場合に指定します。

TAB:

以下の場合に指定します。

  • 入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「タブ」の場合

  • 入力データ形式が「CSV形式」、区切り文字が「タブ」の場合

FIXED:

入力データ形式が「固定長」、区切り文字が「区切り文字なし」の場合に指定します。

FIXED_DELIMIT:入力データ形式が「固定長」、区切り文字が「区切り文字あり」の場合に指定します。

XML:

入力データ形式が「XML形式」の場合に指定します。

オプションを指定するプレビューア初期画面を表示せずにマルチフォーム出力する帳票をプレビューする場合は、このオプションを必ず指定してください。

入力データ形式が「固定長」の場合(このオプションで「FIXED」または「FIXED_DELIMIT」を指定した場合)は、帳票名データのフィールド長を-grpbytesオプションで必ず指定してください。

注意

  • 入力データの文字コード系がUnicodeで、入力データ形式が「可変長」で、マルチフォーム用帳票名データ区切り文字に任意の1バイト文字を指定する場合、文字コードが0x007F/0x7F以下の文字を指定してください。

  • 入力データの文字コード系がUnicodeで、入力データ形式が「固定長」で、区切り文字に「区切り文字あり」を指定した場合、入力データ中のマルチフォーム用帳票名データ区切り文字には、文字コードが0x007F/0x7F以下の文字を指定してください。

以下に指定例を示します。この例では、入力データ形式が「CSV形式」、区切り文字が「カンマ(,)」でマルチフォーム出力する場合の区切り文字を指定しています。

-grpdelimit ","


-grpbytes マルチフォーム用帳票名データフィールド長

データファイル中の帳票名データのフィールド長を指定します。

オプションを指定するプレビューア初期画面を表示せずにマルチフォーム出力する帳票をプレビューする場合で、入力データ形式が「固定長」の場合(-grpdelimitオプションに「FIXED」または「FIXED_DELIMIT」を指定した場合)は、このオプションを必ず指定してください。「区切り文字あり」の場合は、区切り文字を含まない長さを指定してください。

以下に指定例を示します。この例では、入力データ形式が「固定長」、区切り文字が「区切り文字なし」、データファイル中の帳票名データフィールド長が20バイトの場合でマルチフォーム出力する場合の区切り文字と帳票名データフィールド長を指定しています。

-grpdelimit FIXED -grpbytes 20


-atuserid 出力ユーザID

帳票を出力したユーザを識別するために、帳票を出力するユーザの識別名(任意の文字列)を指定します。

このオプションで指定したユーザの識別名は、データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、または[データ定義]タブのオペランドでUSERID演算子を指定したデータ項目に対して出力されます。

ユーザの識別名は、識別名を出力する項目の項目長に収まるバイト数以内で指定してください。

このオプションを省略すると、USERID演算子を指定した項目には何も出力されません。

以下に指定例を示します。この例では、user1を帳票を出力するユーザの識別名として指定しています。

-atuserid user1

ポイント

  • このオプションで指定したユーザの識別名が、監査証跡ログのユーザ情報として出力されます。


-r 開始ページ番号

表示を開始するページ番号を指定します。

マルチフォーム出力する場合(-grpdelimitオプションを指定した場合)は、全帳票を通してのページ番号を指定します。

このオプションを省略すると、1ページ目から表示を開始します。


-s SET演算子の置換文字列

データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのデータ項目のオペランドでSET演算子に変数「%」を指定した場合に、「%」の置換文字列を指定します。[データ定義(レポート頭書き)]タブのデータ項目用の置換文字列に続けて[データ定義]タブのデータ項目用の置換文字列を指定します。

置換文字列の指定形式については、以下を参照してください。

⇒“9.5 SET演算子/SELECT文の置換文字列の指定形式

SET演算子に変数「%」を指定した場合は、このオプションで置換文字列を必ず指定してください。

ポイント

  • マルチフォーム出力する場合(-grpdelimitオプションを指定した場合)は、使用するすべての帳票に対して-sオプションで指定した同じ置換文字列が有効になります。

以下に指定例を示します。この例では、データ定義画面の[データ定義]タブで「会社コード」と「会社名」に「SET(%)」を指定し、帳票のプレビュー時に「会社コード」の「%」を数字定数「123」に、「会社名」の「%」を文字定数「○×商会」に置換しています。

データ定義画面の[データ定義]タブでの指定

データ項目名

オペランド

会社コード
会社名
郵便番号
住所
名前

SET(%) ←数字定数「123」に置換したい
SET(%) ←文字定数「○×商会」に置換したい

⇒帳票のプレビュー時に、「prview -s "123;"○×商会"" ...」と指定します。


-atlfcode 改行コード制御指定

入力データ形式が「可変長」、「固定長」、または「CSV形式」の入力データ中の改行コード(0x0D0Aまたは0x0A)のみの行の制御方法を指定します。

do:

改行コードのみの行は改行処理だけを行います。空の1行が出力されます。

skip:

改行コードのみの行は読み飛ばします。改行コードがなかったものとして動作します。

このオプションを省略すると、「skip」が指定されたものとして動作します。

注意

  • このオプションは、入力データ形式が「可変長」、「固定長」、「CSV形式」の場合に有効です。「XML形式」の場合はエラーになります。

  • このオプションは、以下の帳票形式を使用する際のオプションです。

    • フリーフレーム形式

    • 集計表形式

    • 伝票形式

    • 矩形繰返し形式

    • タックシール形式

    カード形式の場合、このオプションで「do」(改行コードのみの行は改行処理だけを行う指定)を指定しないでください。指定した場合、入力データが出力されない空ページが出力されることになります。

  • このオプションで「do」(改行コードのみの行は改行処理だけを行う指定)を指定した場合、データ定義画面の[データ定義]タブのデータ項目のオペランドに「BREAK」を指定すると、意図しない動作(データのある行と改行コードのみの行でBREAKが発生したことになる)となります。


-atffcode 改ページコード制御指定

入力データ形式が「可変長」、「固定長」、または「CSV形式」の入力データ中の改ページコード(0x0D0Cまたは0x0C)の制御方法を指定します。

do:

改ページ処理を行います。

skip:

改ページ処理を行わず、改ページコードは読み飛ばします。
改ページコードがなかったものとして動作します。

none:

改ページ処理および改ページコードの読み飛ばしを行いません。改ページコードを意識せずに入力データの読み込みを行うため、改ページコードが含まれると、不当な文字が出力されることがあります。

このオプションを省略すると、「none」が指定されたものとして動作します。

注意

  • このオプションは、入力データ形式が「可変長」、「固定長」、「CSV形式」の場合に有効です。「XML形式」の場合はエラーになります。

  • このオプションは、以下の帳票形式を使用する際のオプションです。

    • フリーフレーム形式

    • 集計表形式

    • 伝票形式

    • 矩形繰返し形式

    • タックシール形式

    カード形式の場合、このオプションで「do」(改ページ処理を行う指定)を指定しないでください。指定した場合、入力データが出力されない空ページが出力されることになります。カード形式で改ページコードを含んだ入力データを使用する場合は、このオプションで「skip」を指定してください。

ポイント

  • 改ページコード(0x0D0Cまたは0x0C)の前には、改行コード(0x0D0Aまたは0x0A)は、あってもなくても構いません。


-atnodata 入力データにデータがない場合の動作指定

入力データが0バイトの場合に、エラーとなるかどうかを指定します。

no:

エラーとします。

yes:

エラーとせず出力します。
入力データが0バイトの場合もエラーになりません。その場合、0バイトの項目は、以下のように出力されます。

  • テキスト項目
    出力されません(空白となります)。

  • 数字項目
    0が出力されます。

  • OCR-B項目
    出力されません(空白となります)。

  • ラジオボタン項目
    選択されません。

  • チェックボックス項目
    選択されません。

  • バーコード項目
    出力されません(空白となります)。

  • 組込みメディア項目
    出力されません(空白となります)。

  • 郵便番号項目
    出力されません(空白となります)。

  • 矩形テキスト項目
    出力されません(空白となります)。

このオプションを省略すると、「no」が指定されたものとして動作します。

注意

  • 以下の場合、このオプションは指定しないでください。

    • 入力データ形式が「XML形式」の場合

ポイント

  • 入力データにレコードが存在する場合は、通常の帳票出力時の印刷動作となります。ただし、該当するデータが存在しない項目については、このオプションの出力と同じ印刷動作となります。

  • マルチフォーム出力時、入力データファイルにレコードが存在しない状態とは、以下の条件をすべて満たす状態を指します。

    • 帳票名およびマルチフォーム用帳票名データ区切り文字が記述されている

    • レコードには帳票名に続くデータが存在しない

    • 同一の帳票名に対してレコードが連続していない
      レコードが連続している場合は、入力データにレコードが存在すると判断するため、このオプションの動作指定は1レコード目にのみ有効となりますが、以降のレコードは通常の帳票出力時の印刷動作となります。


-atlabeldata 項目名ラベル付きデータファイル指定

入力データを「項目名ラベル付きデータファイル」として扱うかどうかを指定します。

no:

入力データを項目名ラベル付きデータファイルとして扱いません。

yes:

入力データを項目名ラベル付きデータファイルとして扱います。

このオプションを省略すると、「no」が指定されたものとして動作します。

注意

  • 以下の場合、このオプションに「yes」を指定しないでください。

    • 入力データ形式が「固定長」または「XML形式」の場合


-atmapfontfile 置換フォント情報ファイル名

帳票出力時に使用する置換フォント情報ファイル名をフルパスで指定します。

置換フォント情報ファイルとは、帳票定義情報に定義されているフォントを帳票出力時に別のフォントに置き換えて出力する場合に、その置換え情報を指定するファイルです。

注意

  • 置換フォント情報ファイルは、必ずShift-JISの文字コード系で記述してください。

以下に指定例を示します。この例では、置換フォント情報ファイル(C:\temp\mapfontfile.txt)を指定しています。

-atmapfontfileC:\temp\mapfontfaile.txt


-atbcodadjust バーコード補正情報ファイル名

帳票出力時に使用するバーコード補正情報ファイル名をフルパスで指定します。

バーコード補正情報ファイルとは、帳票にバーコードを出力する場合に、出力先の環境に合わせてバーコードの出力結果を補正する情報を指定するファイルです。

注意

  • バーコード補正情報ファイルは、必ずShift-JISの文字コード系で記述してください。

A.1.1.5 [復帰値]

このコマンドの復帰値はありません。

A.1.1.6 [注意]