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Interstage List Creator V10.6.0 環境設定・帳票運用編
FUJITSU Software

18.5.4 利用者定義文字の出力手順

利用者定義文字を出力する手順について説明します。

帳票に利用者定義文字を指定して出力したい場合

入力データの文字コードごとに、利用者定義文字を以下の手順で登録することにより出力できます。

帳票設計時

帳票を設計するコンピュータ(Windows)上で利用者定義文字を登録し、帳票を作成します。

  1. 18.43の(1)の範囲に利用者定義文字を登録します。

  2. 帳票設計時に、登録した利用者定義文字を項目に指定します。

帳票出力時

帳票出力サーバ(UNIX系OS)上に利用者定義文字を登録し、帳票を出力します。

  1. 18.43の(2)の範囲に帳票を設計したWindows上で登録した利用者定義文字と同じものを登録します。

  2. 帳票を帳票出力サーバに配置します。

  3. 帳票を出力します。

    表18.43 帳票に利用者定義文字を指定したい場合(【UNIX系OS版】から【UNIX系OS版】へのリモート帳票出力時)

    帳票の
    文字コード系

    (1)
    帳票を設計するWindows上で利用者定義域を登録するときの文字コード範囲(16進)
    (Shift-JISの文字コード域)

    (2)
    帳票出力サーバ上に利用者定義文字を登録するときの文字コード範囲

    Shift-JIS
    EUC(U90)
    UNICODE(UTF8)

    F040~F9FC

    • 文字コード範囲については、以下を参照してください。

    EUC(S90)

    F040~F4FC

入力データに利用者定義文字を指定して出力したい場合

帳票出力時

帳票出力サーバ(UNIX系OS)上で利用者定義文字を登録し、帳票を出力します。

  1. 18.44の(1)の範囲で利用者定義文字を登録します。

  2. アプリケーションは、入力データに18.44の(2)の範囲の文字コードを指定して帳票を出力します。

表18.44 入力データに利用者定義文字を指定したい場合(UNIX系OSからUNIX系OSへのリモート帳票出力時)

入力データの
文字コード系

(1)
帳票出力サーバ上に利用者定義文字を登録するときの文字コード範囲

(2)
入力データに指定する利用者定義域の文字コード範囲(16進)
(入力データの文字コード域)

Shift-JIS

  • 文字コード範囲については、以下を参照してください。

F040~F9FC

EUC(U90)

8FE5A1~8FF8FE

UNICODE(UTF8)

EE8080~EFA3BF

EUC(S90)

F5A1~FEFE