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Interstage List Creator V10.6.0 環境設定・帳票運用編
FUJITSU Software

5.4 帳票資源の参照先、帳票の出力先をUNC指定にするための設定

【Windows版】で、帳票資源の参照先、帳票の出力先をUNC指定(\\コンピュータ名\共有名\ディレクトリ名)にする場合、サービス「ListCREATOR RemotePrint」のログオンユーザをローカルシステムアカウントから、Administrators権限を持つユーザに変更する必要があります。

注意

  • この設定は、UNC指定したファイルにアクセスするサーバで行う必要があります。

  • サービス「ListCREATOR Connector」のログオンユーザを変更する必要はありません。

  • 帳票資源の参照先、帳票の出力先には、サービスのログオンユーザが読み取り、および書き込みできる権限を設定しておく必要があります。

  • COBOLアプリケーション連携機能使用時は、作業ファイルを以下のディレクトリに作成します。

    • 環境変数LM_WORKDIRで指定したディレクトリ

    • 環境変数LM_WORKDIRを省略した場合、環境変数TMP、または環境変数TEMP で指定されているディレクトリ

    サービス「ListCREATOR RemotePrint」のログオンユーザに上記ディレクトリへのアクセス権がない場合、COBOLアプリケーションがエラーとなります。
    サービス「ListCREATOR RemotePrint」のログオンユーザを変更した場合は、環境変数LM_WORKDIRでサービス「ListCREATOR RemotePrint」がアクセスできるディレクトリを指定してください。

ポイント

  • 帳票資源の参照先、帳票の出力先には、下記の設定に加えて、アプリケーション実行ユーザが読み取り、および書き込みできる権限を設定しておく必要があります。

以下に、アプリケーションサーバがWindows Server 2012の場合の設定方法について説明します。

=操作手順=
  1. アプリ画面の[管理ツール]-[サービス]を選択します。

    ⇒サービス画面が表示されます。

  2. 「ListCREATOR RemotePrint」を選択します。

  3. [操作]-[プロパティ]を選択します。

    ⇒「ListCREATOR RemotePrint」のプロパティ画面が表示されます。

  4. [ログオン]タブを選択します。

  5. 「ログオン」で、「アカウント」を選択します。

  6. 「アカウント」に、Administrators権限を持つユーザを指定します。

  7. 「パスワード」および「パスワードの確認入力」に、6)で指定したユーザのパスワードを入力します。

  8. [OK]ボタンをクリックします。

  9. サービスの状態が「停止」の場合は、[操作]-[開始]を選択します。
    サービスの状態が「開始」の場合は、[操作]-[再起動]を選択します。