電子フォームアプリケーションの実行環境の設定のうち以下の項目については、Webアプリケーションの場合と同じです。“第22章 Webアプリケーションの実行環境の設定”を参照してください。
ここでは、電子フォームアプリケーションに特有の事項について説明します。
注意
電子フォームアプリケーションは、J2EE実行環境で動作します。Java EE実行環境では動作保証されません。
電子フォームの配置
作成した電子フォームを以下のフォルダに配置します。
Webアプリケーション環境定義ファイル(web.xml)で初期化パラメタuji.formPathに対し電子フォーム格納フォルダを指定した場合は、指定したフォルダ
uji.formPathを指定しなかった場合は、Formcoordinatorの「環境設定」で電子フォームの格納先として指定したフォルダ
また、クライアント印刷で使用する電子フォームは、Webサーバの仮想ディレクトリとして定義したフォルダに配置し、その仮想ディレクトリをFormcoordinator の「環境設定」で指定します。
Formcoordinatorの環境設定については、“Formcoordinatorユーザーズガイド”を参照してください。
タグライブラリファイルの配置
電子フォームと通常のJSP画面を混在して利用し、かつ、JSP画面でUJIタグを使用する場合は、タグライブラリファイルujiall.tldを電子フォームアプリケーションのWEB-INFフォルダにコピーする必要があります。ujiall.tldは[Apcoordinatorインストールディレクトリ]\lib にインストールされています。UJIタグを使用しない場合はujiall.tldは不要です。
Webサーバの設定
Webサーバを設定し、[本製品のインストールフォルダ]\APC\cllib をWebサーバの仮想ディレクトリFormCDN/cllib として定義します。具体的な方法は“Formcoordinatorユーザーズガイド”を参照してください。
サーブレットコンテナの設定
サーブレットコンテナに以下を設定します。
Apcoordinatorが提供する以下のライブラリが参照できるようにクラスパスを設定します。
uji.jar
ujiformc.jar
f3hksjsv.jar
また、Fujitsu XML プロセッサが提供するライブラリをクラスパスに設定します。
COBOLとの連携を行う場合は、上記のライブラリに加え、Apcoordinatorが提供する以下のライブラリをクラスパスに設定します。
ujicobol.jar
以下の機能を使用する場合は別途ソフトウェアが必要です。必要に応じてクラスパスにライブラリを追加してください。詳細は“13.2 実行時に必要なソフトウェア”を参照してください。
電子署名
COBOLとの連携
XML連携機能
バックエンド連携サービス
Windowsの場合、環境変数PATHの設定に、[本製品のインストールフォルダ]\APC\bin を追加します。
SolarisおよびLinuxの場合、環境変数LD_LIBRARY_PATHの設定に、/opt/FJSVfcdn/lib を追加します。
電子フォームの表示モードの設定
使用するブラウザに応じて、電子フォームの表示モードをFormcoordinatorの「環境設定」で設定します。詳細は、“Formcoordinatorユーザーズガイド”を参照してください。
アプリケーションからAPIを使用して表示モードを設定することはできません。
COBOLアプリケーションの設定
COBOLアプリケーションと連携する電子フォームアプリケーションの実行には、COBOLアプリケーションの実行環境の設定が必要です。NetCOBOL XMLオプション for Windows に添付の“NetCOBOL XMLオプション 解説書”を参照してください。