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Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

4.9.6 jobschprintコマンドを使ってスケジュールの内容を取得しようとすると エラーメッセージが出力される

エラーメッセージ

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

コマンド実行ユーザに、プロジェクトの参照権が与えられていますか

対処方法

コマンド実行ユーザに、プロジェクトの参照権が与えられていない場合は、コマンド実行ユーザにプロジェクトの参照権を与えてください。

対処2

確認ポイント

[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[データベース]シートの[ログファイルサイズ]で設定されているログファイルのサイズが小さくありませんか

原因

jobschprint -fまたは、-gで表示される情報は、ジョブスケジューラのデータベースディレクトリ配下に格納されているjobdbn.log(nは1~3の数値)に格納されています。

jobdbn.logには、ジョブネット/ジョブの起動・終了の履歴情報が記録されています。インストール直後は、jobdb1.logに履歴情報が記録され、ファイルサイズが設定されたサイズ(注)に達すると、jobdb2.logに履歴情報が記録されます。以降、jobdb2.log→jobdb3.log→jobdb1.logとサイクリックに情報が記録されます。

設定されたサイズ(注)が小さいと、ジョブネットの履歴情報が最新の情報で上書きされ、jobschprint -f または、-gで履歴情報が表示されません。

注)

ログファイルのサイズは、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[データベース]シートの[ログファイルサイズ]で指定します。

対処方法

[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[データベース]シートの[ログファイルサイズ]に適切なファイルサイズを指定してください。

[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[データベース]シート

参考

ログファイルに大きなサイズを設定し、Systemwalker Operation Managerクライアントで[ジョブの履歴]ウィンドウおよび[ジョブネットの履歴]ウィンドウを表示させる場合、情報の送信に時間がかかり、画面の処理が止まったかのように見えることがあります。サイズを変更したときには、[ジョブの履歴]ウィンドウおよび[ジョブネットの履歴]ウィンドウの表示に問題がないか検証してください。