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Systemwalker Operation Manager 設計ガイド
FUJITSU Software

A.1.1 サーバ構成を決定する

複数のスケジュールサーバで構成する場合

検討内容

設定内容(パラメタ)

設定サーバ

参照情報/備考

トラブル事例

OS設定

製品設定

各サーバ間での名前解決を可能とするため、以下を確定
・各サーバのホスト名
・各サーバのIPアドレス

hostsファイル

<備考>
各スケジュールサーバ、各実行サーバにて名前解決を可能とする

・クライアントで、監視対象のサーバを切り替えて監視できない
・複数サーバ監視での一括監視ができない

ファイアウォール(クライアント/サーバ間)で許可するポートを確定

ファイアウォール

導入ガイド
「ポート番号一覧」

・クライアントで、監視対象サーバへのログインができない

ファイアウォール(各スケジュールサーバ間)で許可するポート(mjsnet)を確定

ファイアウォール

導入ガイド
「ポート番号一覧」
<備考>
スケジュールサーバ間でジョブネットの起動契機を連携(メッセージ連携(*))する場合に必要
*: スケジュールサーバ間でメッセージ連携をする場合、ネットワークジョブを利用

・スケジュールサーバ間でジョブネットの起動契機を連携(メッセージ連携(*))することができない
*:スケジュールサーバ間でメッセージ連携をする場合、ネットワークジョブを利用

クライアントから監視するスケジュールサーバを確定

監視ホスト

・導入ガイド
「Systemwalker Operation Managerの監視ホストの定義」
・デザインシート
[セットアップ(共通(監視ホスト))]シート
<備考>
スケジュールサーバがクラスタ運用している場合は、論理IPアドレスでの定義が可能

・クライアントで、監視対象のサーバを切り替えて監視できない
・複数サーバ監視での一括監視ができない

複数サーバ監視機能の利用要否を確定

利用する場合、監視許可ホストを確定

監視許可ホスト

・導入ガイド
「監視許可ホストの定義」
・デザインシート
[セットアップ(ジョブスケジューラ(監視許可ホスト))]シート
<備考>
複数サーバ監視機能を利用する場合に必要
監視元サーバがクラスタ運用している場合は、両ノード名を設定

・複数サーバ監視での一括監視ができない

複数サーバ監視機能の利用要否を確定。利用する場合、ファイアウォール(監視サーバ/被監視サーバ間)で許可するポート(jobsch_win)を確定

ファイアウォール

導入ガイド
「ポート番号一覧」
<備考>
複数サーバ監視機能を利用する場合に必要

・複数サーバ監視での一括監視ができない

◆プロジェクト構成を決定する

検討内容

設定内容(パラメタ)

設定サーバ

参照情報/備考

トラブル事例

OS設定

製品設定

業務群(ジョブネット群)をどのようなプロジェクト(単位)で管理するかを確定

プロジェクト
(作成)

・設計ガイド
「プロジェクトについて検討する」
・運用ガイド
「大量のジョブネットを登録する場合の留意事項」

・多数のジョブネットの同時起動で、ジョブネットの実行(開始されるまで)に時間を要する

実行サーバを有する構成の場合 (ネットワークジョブ機能を利用する場合)

検討内容

設定内容(パラメタ)

設定サーバ

参照情報/備考

トラブル事例

OS設定

製品設定

ファイアウォール(スケジュールサーバ/実行サーバ間)で許可するポート(mjsnet/jmnet)を確定

ファイアウォール

導入ガイド
「ポート番号一覧」

・ネットワークジョブの実行ができない

ネットワークジョブの実行継続モードを確定
スケジュールサーバ/実行サーバで同値設定

実行継続モード

・運用ガイド
「スケジュールサーバシステムダウン時に業務を継続する」
・クラスタ適用ガイド
「クラスタシステムからネットワークジョブを投入する場合の設定」
<備考>
スケジュールサーバ/実行サーバ共に同値を設定する必要あり

・実行継続モードが、スケジュールサーバおよび実行サーバで統一されていない場合:
-メッセージが出力される
-ジョブが異常終了する

ジョブの出力情報のコード変換を確定

ファイルのコード変換を行う

・導入ガイド
「運用情報の定義」
「[運用情報の定義]ウィンドウの[利用機能]シート」
・デザインシート
[セットアップ(ジョブ実行制御(運用情報))]シート
<備考>
ネットワークジョブを利用する場合、スケジュールサーバ側で設定しておく

・クライアント画面で、ジョブの出力情報を表示すると、文字化けが発生する