機能説明
本コマンドは、Systemwalker Centric Managerの構成情報を資産管理データベースに反映する場合に実行します。
記述形式
mpnmast.exe | [-s ON | OFF] |
オプション
運用中にSystemwalker Centric Managerの構成情報を資産管理データベースに反映します。
定期的に実行するためタスクマネージャに登録する場合には、”Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資産管理機能編”を参照してください。
資産管理を実施する上で、未登録機器情報を資産管理データベースに反映したり、棚卸のためにノード検出で検知日時を取得したい場合に指定します。
未登録機器を反映する運用を始める場合に一度だけ実行してください。
本オプションの指定以降、ノード検出にて検知日時を採取します。
未登録機器を反映しないよう運用を変更する場合に一度だけ実行してください。
復帰値
正常終了
異常終了(管理者権限なし、その他異常)
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MpNetmgr\bin |
Solaris | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows版】
管理者権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
注意事項
資産管理を行わない運用で本コマンドを実行した場合、構成情報の反映を行いません。
資産管理サーバが運用管理サーバと同居していない場合、mpastlnkdefコマンドが実行されている必要があります。
ファイル転送サービスが起動している必要があります。
使用例
未登録機器の反映を行う場合に事前に実行します。
c:\Systemwalker\mpwalker.dm\MpNetmgr\bin\mpnmast.exe -s ON
ノード検出などで追加された構成情報を資産管理データベースに反映します。
c:\Systemwalker\mpwalker.dm\MpNetmgr\bin\mpnmast.exe
未登録機器の反映を行わないよう運用を変更する場合に実行します。
c:\Systemwalker\mpwalker.dm\MpNetmgr\bin\mpnmast.exe -s OFF