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Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

1.2.268 ncvbackup.bat([監査ログ分析]画面のバックアップコマンド)

機能説明

本コマンドは、[監査ログ分析]画面の資源を、指定された退避先ディレクトリに退避します。

記述形式

ncvbackup.bat

-b 退避先ディレクトリ名 [-u 退避ユーザ名]

オプション

-b 退避先ディレクトリ名:

資産を退避するディレクトリ名をフルパスで指定します。指定したディレクトリが存在しない場合は自動的に作成されます。

-u 退避ユーザ名:

資産を退避するユーザ名を指定します。省略された場合は、全ユーザ情報を退避します。

復帰値

0:

正常終了

1:

異常終了

2:

警告レベルのエラー

参照

ncvrestore.bat([監査ログ分析]画面のリストアコマンド)

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\ncvconsole\utility\bin

実行に必要な権限/実行環境

注意事項

使用例1

[監査ログ分析]画面の資源を「c:\backup」に退避します。

ncvbackup.bat -b c:\backup

使用例2

ユーザ(userA)の[監査ログ分析]画面の資源を「c:\backup」に退避します。

ncvbackup.bat -b c:\backup -u userA

実行結果/出力形式

正常終了時は、メッセージは出力されません。

異常終了時は、失敗した原因に合わせて、以下のメッセージが出力されます。

メッセージ

意味

実行権限がありません

Administrator権限を持っていないユーザで実行しました。

インストール情報の取得に失敗しました

[監査ログ分析]画面のインストール先の取得に失敗しました。(通常は発生しません。OSなどの環境異常時だけ発生する可能性があります。)

退避する情報がありません

ユーザ名を指定してバックアップを実行しましたが、指定したユーザの資産が存在しません。

退避先の指定に誤りがあります

退避先に指定したディレクトリが存在しない、書き込み権限がないなどの理由により、退避先にコピーできませんでした。

[監査ログ分析]画面情報の退避に失敗しました

その他の理由により、資産の退避に失敗しました。