機能説明
仮想ノードの検出機能によって検出できない仮想ノードや、それを構成する実ノードの関連情報を、構成情報DBに格納する場合に使用します。
ネットワーク管理のノード検出機能や、構成管理のノード登録コマンド(mpcmcsv)を用いて関連ノードの登録を行った後に、本コマンドを起動することで、仮想ノードを含めた監視マップの作成および「仮想ノードの監視」ポリシーによる監視を行うことができるようになります。
記述形式
mpnmvnc | -m ADD -f ファイル名 [-l ログファイル名] |
mpnmvnc | -m DEL -f ファイル名 [-l ログファイル名] |
mpnmvnc | -m OUT -f ファイル名 {-o VIRTUALNODE | SLBLINK | VIRTUALLINK} [-l ログファイル名] |
オプション
-fオプションでファイル名に指定された構成情報を登録します。
-fオプションでファイル名に指定された構成情報を削除します。
-oオプションで指定した構成情報を、-fオプションで指定したファイルに出力します。-oオプションを指定しなかった場合はすべての構成情報を出力します。
入力ファイルをフルパスで指定します。
ログ出力ファイルをフルパスで指定します。
仮想ノードの情報を-fオプションで指定したファイルに出力します。
SLBノードと仮想ノードの関連情報を-fオプションで指定したファイルに出力します。
仮想ノードと実ノードの関連情報を-fオプションで指定したファイルに出力します。
復帰値
正常終了。
異常終了。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin |
Solaris | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
使用例1
vnfileで定義された仮想ノードの構成情報を構成情報DBに登録し、結果をlogfileに出力します。
mpnmvnc -m ADD -f vnfile -l logfile
使用例2
vnfileで定義された仮想ノードの構成情報を構成情報DBから削除し、結果をlogfileに出力します。
mpnmvnc -m DEL -f vnfile -l logfile
使用例3
仮想ノードの情報を、vnfileに出力し、結果をlogfileに出力します。
mpnmvnc -m OUT -o VIRTUALNODE -f vnfile -l logfile
使用例4
SLBと仮想ノードの関連情報を、vnfileに出力し、結果をlogfileに出力します。
mpnmvnc -m OUT -o SLBLINK -f vnfile -l logfile
使用例5
仮想ノードと実ノードの関連情報を、vnfileに出力し、結果をlogfileに出力します。
mpnmvnc -m OUT -o VIRTUALLINK -f vnfile -l logfile