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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.1 使用手引書
FUJITSU Software

2.3 クラウド稼働管理

■機能概要

クラウド稼働管理では、クラウド環境からリソースの利用状況やサービスの稼働情報を収集し、一元管理します。

本機能で、クラウド利用者が利用するサービスの稼働状況の把握や、リソースの需要予測を行うことができます。


■収集できる情報

インストールレス型Agentの機能を使ってHTTP/HTTPS通信でリモートからクラウドサービスに接続し、クラウドリソースやクラウドサービスの情報を収集します。

収集できる性能情報は、監視対象のクラウドサービスによって異なります。

監視対象のクラウドサービスについて、収集できる情報は以下のとおりです。

クラウドサービス

収集できる情報

OpenStack Compute

OpenStack Computeからクラウド管理者が管理するComputeのリソース情報を収集します。

OpenStack Telemetry

OpenStack Telemetryからクラウド利用者が利用するサービスの稼働情報を収集します。


監視対象のクラウドサービスと収集・表示できる情報のイメージは、以下のとおりです。


■収集間隔

■手順

インストールレス型Agentでクラウド稼働管理を行うための手順を説明します。

運用開始後に、被監視サービスの増減がある場合や、接続用のアカウント/パスワード、被監視サービスのIPアドレスなどを変更する場合は、上記手順を再度確認、実施してください。パスワードは変更せず、パスワードの有効期限を変更する場合は、「A.4 常駐プロセス、起動と停止」を参照して監視サーバ(Manager/Proxy Manager)のサービス/デーモンの再起動のみ行ってください。