「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照して、sqcRPolicy、およびsqcSetPolicyを実行してください。
sqcSetPolicyを実行した際に出力されるメッセージは以下のとおりです。
【Windows版】
This Computer Name is "<Hostname>" The policy has been set for the <ServerView Resource Orchestrator> (Success) : sqcSetPolicy succeeded.
【UNIX版】
This Host Name is "<Hostname>" The policy has been set for the <ServerView Resource Orchestrator> (Success) : sqcSetPolicy succeeded.
また、収集ポリシーのセットアップを実施した場合は、コンソールに反映が必要です。使用手引書(コンソール編)「Agents」を参照して、Agent設定画面で構成情報の取得を行ってください。
運用管理クライアントの通信環境セットアップ
導入手引書「通信環境のセットアップ」を実施してください。
さらに、ServerView Resource Orchestrator連携用のHTTPの仮想ディレクトリの設定、および仮想ディレクトリのプロパティ設定を行う必要があります。「1.19.2.2.1 ServerView Resource Orchestrator連携用の通信環境のセットアップ」を参照して、セットアップしてください。
ServerView Resource Orchestrator連携設定
リファレンスマニュアル「sqcSetRorInfo(ServerView Resource Orchestrator連携設定コマンド)」を参照して、運用管理クライアントとServerView Resource Orchestratorマネージャーを連携するための設定を行います。
hostsファイルの設定
手順2.の-hオプションおよび-dオプションでホスト名(FQDN)を指定した場合、運用管理クライアントと指定したホスト名(FQDN)とが通信できるようにするため、ホスト名(FQDN)とIPアドレスをhostsファイルに設定してください。
ServerView Resource Orchestrator連携用の通信環境のセットアップを行います。
仮想ディレクトリの作成
仮想ディレクトリ(エイリアス)“SSQCSV”を追加します。
仮想ディレクトリ(エイリアス)“SSQCSV”の追加には運用管理クライアントで以下のコマンドを実行してください。
実行にはAdministratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetIISreg.exe -e SSQCSV -d <インストールディレクトリ>\www |
ハンドラマッピングの設定
ハンドラマッピングの設定を行います。
設定方法については、導入手引書「ハンドラマッピングの設定」を参照し、仮想ディレクトリ名“SSQC”を“SSQCSV”に読み替えて設定を行ってください。
その後に、同様の手順で、以下のモジュールマップの追加も実施してください。
ポイント
[モジュールマップの追加]ダイアログに以下の情報を設定し、[OK]ボタンを押してください。
要求パス : *.rb
モジュール : CgiModule
実行可能ファイル : "<インストールディレクトリ>\bin\ruby\bin\ruby.exe" "%s" %s
名前 : Ruby-.rb
ディレクトリ・セキュリティの設定
手順1.で作成した仮想ディレクトリ“SSQCSV”に対してディレクトリ・セキュリティの設定を行います。
設定方法については、導入手引書「ディレクトリ・セキュリティの設定」を参照し、仮想ディレクトリ名“SSQC”を“SSQCSV”に読み替えて設定を行ってください。
CGIタイムアウト値の設定
IISのタイムアウト値を3600秒に延長します。
設定方法については、導入手引書「CGIタイムアウト値の設定」を参照し、仮想ディレクトリ名“SSQC”を“SSQCSV”に読み替えてタイムアウト値を延長してください。
ServerView Resource OrchestratorコンソールにSystemwalker Service Quality Coordinatorコンソールを登録して、呼び出すようにします。「ServerView Resource OrchestratorコンソールからのSystemwalker Service Quality Coordinatorコンソール呼び出し連携」を参照してください。
ServerView Resource Orchestratorコンソールに、Systemwalker Service Quality Coordinatorコンソールを登録して、呼び出すようにします。
■実行に必要な権限
【Windows版】
Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。
■手順
ServerView Resource Orchestratorマネージャーの以下の定義ファイルをリネームします。
【Windows版】
<ServerView Resource Orchestratorマネージャーのインストールディレクトリ>\RCXCTMG\Operation\conf\funclist_tools |
【UNIX版】
/opt/FJSVctope/conf/funclist_tools |
[修正前]
_SQC_console.xml |
_SQC_admin.xml |
[修正後]
SQC_console.xml |
SQC_admin.xml |
ServerView Resource OrchestratorマネージャーとSystemwalker Service Quality Coordinator 運用管理クライアントが別サーバの場合は、以下の手順を実施します。
「SQC_admin.xml」をテキストエディタで開き、linkタブUrlの値を変更します。
[修正前]
<link url="[Request_port]/op_portal/sqc_admin"
[修正後]
<link url="[Request_port]/op_portal/sqc_admin?protocol=http&server=<運用管理クライアントIP>&port=80"
<運用管理クライアントIP>には、運用管理クライアントのIPアドレスを指定してください。
また、運用管理クライアントの環境に応じてprotocolおよびportの指定を変更してください。
「SQC_console.xml」をテキストエディタで編集します。
[修正前]
<link url="[Request_port]/op_portal/sqc_console"
[修正後]
<link url="[Request_port]/op_portal/sqc_console?protocol=http&server=<運用管理クライアントIP>&port=80"
<運用管理クライアントIP>には、運用管理クライアントのIPアドレスを指定してください。
また、運用管理クライアントの環境に応じてprotocolおよびportの指定を変更してください。
ServerView Resource Orchestratorマネージャーを再起動します。
参考
ServerView Resource Orchestratorマネージャーの再起動の手順は、ServerView Resource Orchestratorのマニュアルを参照してください。
ServerView Resource OrchestratorのRORコンソールにログインし、「ホーム」タブにSystemwalker Service Quality Coordinatorコンソールへのリンクが追加されていることを確認してください。