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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

26.12 「od10918」または「od11112」という情報メッセージが出力される

通信基盤がクライアントアプリケーションから受け付けるコネクション数の上限設定値(可変情報%s1)を超過し、リクエストを受信した場合に出力されるメッセージです。

エラーメッセージ

OD: ERROR: od10918:The number of connections from clients exceeded the maximum limit. (limit_of_max_IIOP_resp_con = %s1)
OD: エラー: od10918:クライアントから受け付けるコネクション数が設定値を超えました。(limit_of_max_IIOP_resp_con = %s1)
OD: 警告: od11112:クライアントから受け付けるコネクション数が最大数に近づいています。(limit_of_max_IIOP_resp_con = %s1)

シスログ、またはイベントログ(アプリケーション)に出力されます。

[可変情報]

  %s1:configファイルのlimit_of_max_IIOP_resp_conの値

対象バージョンレベル

原因

通信基盤がクライアントアプリケーションから受け付けるコネクション数の上限設定値(可変情報%s1)を超過し、リクエストを受信した場合に本現象が発生します。なお、Systemwalkerの通常運用において、コネクション数上限に達することは稀であり、正常に終了されなかったコネクションが残留した結果、上限に達するケースがほとんどです。

コネクション残留の原因として、以下があります。

対処方法

コネクションの残留を抑止する場合の設定値について

当設定後、"od10926"や"od10941"という情報メッセージが出力される場合がありますが、対処不要のメッセージとなります。当メッセージは無通信監視機能が動作し、メモリの開放処理が行われたことを示すインフォメーションとなります。