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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

20.5 被監視サーバが意図していないIPアドレスで監視マップに登録される

対象バージョンレベル

対処1

原因

被監視サーバに、メッセージ送信先と接続可能なIPアドレスが複数ある場合、その中からランダムなIPアドレスが被監視サーバのIPアドレスとして登録されるため発生します。

対処方法

以下の操作により、メッセージ送信先と通信時に使用するIPアドレスを定義することで、監視マップに登録されるIPアドレスを指定できます。

-n nodename:

メッセージ送信先に指定した送信先のホスト名、またはIPアドレスを定義します。

大文字小文字も含め、メッセージ送信先システムに定義した文字列と同じ文字列にします。

-i IpAddr:

イベント送信元になる業務サーバの物理IPアドレスを設定します。物理IPアドレスを指定します。IpAddrに指定されたIPアドレスが登録されます。

注意事項

対処2

確認ポイント

同一ホスト名、または同一IPアドレスを持ったシステムが複数存在していませんか。

原因

同一ホスト名、または同一IPアドレスのシステムが存在する環境では、Systemwalker Centric Managerで管理している内部的な管理情報に矛盾が発生し、正しく監視ができません。

対処方法

ネットワーク全体で、一意のホスト名、IPアドレスとなるようにOS、ネットワークを設定してください。また、ホスト名については Systemwalker Centric Manager が意識するホスト名([通信環境定義]ダイアログボックスで設定ができます)を異なるように定義することで対処することもできます。