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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

20.4 被監視サーバが意図していないホスト名で監視マップに登録される

対象バージョンレベル

対処1

原因

問題の被監視サーバで、[通信環境定義]ダイアログボックスの[自ホスト名]タブの定義が意図しないホスト名で設定されているため発生します。

対処方法

各サーバの[通信環境定義]ダイアログボックスの[自ホスト名]タブで定義された内容で使用するホスト名が変わります。該当するサーバの[通信環境定義]ダイアログボックスの[自ホスト名]タブの定義を変更してください。

以下の情報を参考にして意図した名前になるよう設定変更してください。

また、監視マップへの登録が不要なノードであった場合、以下の手順でノード情報を削除してください。

  1. 登録不要なノードの[メッセージ送信先システム]の設定を解除してください。

  2. [メッセージ送信先システム]に登録されていた上位サーバで、次のコマンドを実施してください(必要時接続で繋がっていた場合)。

    • Windows版の場合

      • V5.0L10またはV5.0L20の場合

        opaconstat -d 登録不要なノードのホスト名

      • V5.0L30以降の場合

        opaconstat -D 登録不要なノードのホスト名

    • UNIX版の場合

      • 5.0または5.1の場合

        /opt/systemwalker/bin/opaconstat -D -n 登録不要なノードのホスト名

      • 5.2以降の場合

        /opt/systemwalker/bin/opaconstat -D 登録不要なノードのホスト名

  3. Systemwalkerコンソールで、“登録不要なノードのホスト名”を削除してください。

注意事項

対処2

確認ポイント

同一ホスト名、または同一IPアドレスを持ったシステムが複数存在していませんか。

原因

同一ホスト名、または同一IPアドレスのシステムが存在する環境では、Systemwalker Centric Managerで管理している内部的な管理情報に矛盾が発生し、正しく監視ができません。

対処方法

ネットワーク全体で、一意のホスト名、IPアドレスとなるようにOS、ネットワークを設定してください。また、ホスト名については Systemwalker Centric Manager が意識するホスト名([通信環境定義]ダイアログボックスで設定ができます)を異なるように定義することで対処することもできます。