ノード状態の表示、稼働状態の監視の監視対象のノードの色が変更されない。
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:V11.0L10以降
対処1
原因
ネットワーク管理が参照しているノード構成情報が正しくないため、監視が正しくできません。
対処方法
運用管理サーバにて以下のコマンドを実行し、構成情報、および、ネットワーク管理のポリシーを再度配付してください。
構成情報配付コマンド
[Solaris版/Linux版の場合]
/opt/systemwalker/bin/mpdrpspa.sh all |
[Windows版の場合]
V10.0L21以前の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MpFwbs\bin\mpdrpspm -a |
V11.0L10以降の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MpNetmgr\bin\mpdrpspm -a |
ネットワーク管理ポリシー反映コマンド
[Solaris版/Linux版の場合]
/opt/systemwalker/bin/mpnmpref |
[Windows版の場合]
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MpNetmgr\bin\mpnmpref.bat |
対処2
原因
部門管理サーバのポート設定を変更後、部門管理サーバのSystemwalker Centric Managerを再起動していなかったため、変更したポート設定が反映されていません。
対処方法
Systemwalker Centric Manager を再起動してください。
[Windows版の場合]
Systemwalker Centric Managerを停止します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin\pcentricmgr.exe |
Systemwalker Centric Managerを起動します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin\scentricmgr.exe |
[Solaris版/Linux版の場合]
Systemwalker Centric Managerを停止します。
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
Systemwalker Centric Managerを起動します。
/opt/systemwalker/bin/scentricmgr |
対処3
確認ポイント
V11以降であれば、下記のメッセージが通知されます
[UNIX]
MpNmnode: WARNING: 155: The error in communication with MpNmex occurred. [%1] |
[Windows]
MpNmnode: 警告: 155: MpNmexとの通信ができません。[%1] |
原因
CPU負荷や通信などの影響により、フレームワークDBへの情報更新に失敗しているためにノードのラベルカラーが変更されません。
対処方法
Systemwalkerコンソールからラベルカラーが変わらないノードを選択します。
ノード状態の初期化を行います。
ポリシー配付を行います。
対処4
確認ポイント
本機能で使用するICMPの送信パケットサイズは以下のとおりです。ICMPを送信して応答がありますか。
【Windows版】 106バイト
【UNIX版】 64バイト
以下のコマンドを実行して、応答があるか確認してください。
【Windows版】
# ping xx.xx.xx.xx -l 106 |
【UNIX版】
# ping xx.xx.xx.xx -l 64 |
原因
指定したICMPパケットで応答がない場合は未起動と判断して、ノードカラーと「黄色」とします。
対処方法
指定したICMPが送受信可能なように、ネットワーク構成を見直してください。