運用管理サーバでのリストア、およびバージョンアップで運用環境の復元が以下のどちらかのエラーメッセージを出力して失敗します。
エラーメッセージ
rsMpFwams: qdg02866u:DSI'OBJxxx_xxx_0000'の'DATA'に対する自動容量拡張において必要な空き領域を全く確保できませんでした 割付け量='192'キロバイト (システム名=CENTRIC)qdg12075u:rdbsloaderが異常終了しました 復帰コード -2 (システム名=CENTRIC) |
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:V11.0L10以降
確認ポイント
バックアップデータから以下のファイルを検索してください。
UNIX: "MpFwsetup_param"
Windows: "MpFwsetup_param.prm"
上記のファイルを参照しバックアップしたデータベースのサイズ(DB_MODEL ="設定値")を確認してください。
設定値:意味
1 :300ノードモデル |
AMSDB_SZ リポジトリ(※)(Windowsのみ設定可能)
※ リポジトリ:Systemwalkerで管理する情報(ノード情報、セグメント情報、アプリケーション情報、各機能のポリシー情報)を格納するデータベースです。
LSDB_OBJ_SZ オブジェクトログ
LSDB_MSG_SZ 監視メッセージログ
LSDB_TBL_SZ 監視イベントログ
原因
運用環境の復元時に作成したデータベースのサイズが、バックアップしたデータベースのサイズよりも小さい場合に発生します。
対処方法
運用環境を削除し、リストア準備またはリストア用運用環境の構築から手順を実行してください。運用環境を構築する際は、バックアップしたデータベースのサイズと同じか、それ以上のサイズを指定してください。