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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

3.1.29 Systemwalker Centric Manager起動時に通信基盤(OD_Start)またはフレームワーク(MpFwbs)のサービス起動が失敗する

エラーメッセージ

OD_start サービスは不正に終了しました。これは 1 回発生しています。

次の修正動作が 0 ミリ秒以内に行われます: 何もしない

または、

Mpfwbs サービスは不正に終了しました。これは 1 回発生しています。

次の修正動作が 0 ミリ秒以内に行われます: 何もしない

対象バージョンレベル

確認ポイント

運用管理クライアントにおいて、Systemwalkerコンソールセットアップの自動再接続の設定を確認してください。

原因

自動再接続機能が有効の状態で、通信基盤サービス(OD_start)の起動を行った場合、Systemwalker Centric Managerの起動時に本現象が発生します。

対処方法

以下の手順で復旧してください。

  1. 自動再接続機能を終了します。 自動再接続機能の終了は、タスクトレイの「自動再接続」を右クリックし、「自動再接続ウィンドウの表示」を選択し、表示された画面で「自動再接続の終了」をクリックしてください。

  2. 以下のコマンドでSystemwalker Centric Managerを停止します。

    pcentricmgr

    コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  3. 通信基盤サービス(OD_start)を停止します。

  4. 以下のコマンドでSystemwalker Centric Managerを起動します。

    scentricmgr

    コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  5. Systemwalkerコンソールを起動します。

注意

自動再接続機能はSystemwalker Centric Manager の再起動や一時的な回線異常等で監視画面が切断された場合に、自動的に監視画面の再接続を行う機能です。しかし、この機能が動作していると通信基盤の資源を保持したままとなり、この状態で通信基盤サービスの起動(OD_start)を行うと、通信基盤が既に使用されていると判断され、サービスの起動に失敗します。

再接続実行中での通信基盤サービスの停止・起動は実施しないようにしてください。