クラスタ待機系監視環境定義ファイル(opaclsconf)のパラメタ(SAVMSGNUM)に501~5000を指定した場合に発生します。
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Solaris版:10.1以降
Linux版:V11.0L10以降
確認ポイント
システムログ(messagesファイル)に、システム起動またはsyslog連携の起動タイミングで「opagtd: 警告: 8405:」のメッセージが出ていませんか。
原因
以下のマニュアルに記載されたSAVMSGNUMの指定可能範囲が間違っています。
Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル
運用管理サーバ クラスタ適用ガイド PRIMECLUSTER編
運用管理サーバ クラスタ適用ガイド SafeCLUSTER
対処方法
運用系ノードおよび待機系ノードで以下の手順で対処してください。
クラスタ待機系監視環境定義ファイル(/etc/opt/FJSVsagt/opaclsconf)において、パラメタ(SAVMSGNUM)の設定値を100~500に変更後、保存してください。
システムの再起動、またはsyslog連携の停止/起動を行ってください。
syslog連携の停止/起動は以下の手順で実施してください。
syslog連携停止コマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/stpopasyslog |
syslog連携起動コマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/stropasyslog |
syslogdにHUPシグナルを通知します。
ps -ef | grep syslogd kill -HUP 上記で求めたプロセスID |