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Systemwalker Desktop Patrol 解説書
FUJITSU Software

2.7 WSUS連携機能

WSUS連携機能とは、Systemwalker Desktop PatrolのCS/DSがWSUSと連携を行い、WSUSを利用した更新プログラムの適用や監査を行う機能です。

WSUS連携機能は、WSUS未導入/導入済どちらの環境においても、Systemwalker Desktop Patrolを導入することで、WSUSを利用した運用を行えます。

WSUS連携機能の概要・システム構成を以下に示します。

WSUSとSystemwalker Desktop PatrolのCS/DSが連携し、配下のクライアントに更新プログラムを適用・監査を行います。



WSUS連携機能と従来のソフトウェア辞書によるセキュリティパッチの配信との関係は下図のようになり、ソフトウェア辞書とWSUS連携両方の活用によって、利用者に必要な更新プログラムの適用と監査を進められます。

以下の運用を推奨します。

ポイント

WSUS連携機能を利用する場合の前提条件

WSUS連携機能には、利用時に以下の前提条件があります。

  • WSUSサーバが動作するOS

    • Windows Server 2012

      KB3095113が適用済みであること

    • Windows Server 2012 R2

      KB3095113が適用済みであること

    • Windows Server 2016

    • Windows Server 2019

  • 利用可能なCS

    • Systemwalker Desktop Patrol 64ビット版のCSのみ

  • 適用不可のCT

    • CTがWindows 10 Homeの場合は、WSUS連携のパッチ適用はできません。