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Systemwalker Desktop Patrol 解説書
FUJITSU Software

2.6.1 セキュリティパッチの自動適用

Microsoft社から提供されるセキュリティパッチを上位サーバから、CTに自動で配信、適用できます。

Systemwalker Desktop Patrolでは、Microsoft社から提供されるセキュリティパッチを「Microsoft社の公開サーバ」からダウンロードし、CSに自動的に登録できます。これにより、セキュリティパッチの取得から、クライアントへの適用まで、すべての作業が自動で行えるようになります。

セキュリティパッチを自動適用することにより、CTを使用するユーザーは、面倒なアップデート作業を行うことなく、セキュリティの確保が可能です。また、セキュリティパッチ適用漏れを防止できます。

  1. 収集するインベントリ情報が定義された「ソフトウェア辞書」が、Systemwalkerサポートセンターから随時配信されます。

  2. CSの管理者は、適用対象とするセキュリティパッチを指定します。

  3. Microsoft社から提供されるセキュリティパッチを「Microsoft社の公開サーバ」からダウンロードし、CSに自動的に登録します。

  4. DSを使用している場合は、CSからDSヘ、セキュリティパッチが自動配信されます。

  5. 上位サーバであるCSまたはDSから、CTへ、セキュリティパッチが自動適用されます。

  6. CTから、CSまたはDSへ、セキュリティパッチの適用状況が収集されます。

  7. CSの管理者は、セキュリティパッチの適用状況を確認します。

2.から6.までが、Systemwalker Desktop Patrolによるセキュリティパッチの自動適用です。