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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.7 運用ガイド
FUJITSU Storage

2.3 デーモンの停止

運用管理サーバ、管理対象サーバ上のデーモンを停止します。通常、システムの停止時に自動的に停止します。

何らかの理由でデーモンを停止したい場合は、停止したいサーバで以下のコマンドを実行してください。

# /opt/swstorage/bin/stopacm

注意

stopacmコマンド実行前に、環境変数SWSTGNODEが設定されていないことを確認してください。

運用管理サーバまたは管理対象サーバをクラスタ運用している場合、デーモンの停止はクラスタシステムから行います。停止方法は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。

デーモンを個別に停止するとき

クラスタ運用している場合に、何らかの理由でAdvancedCopy Managerの業務を構成するデーモンを個別に停止するときの手順は、以下のとおりです。

AdvancedCopy Managerの業務単位(Storageローカル業務を含む)に停止する必要があります。業務ごとに以下の手順を繰り返してください。

  1. コマンドラインで、以下のコマンドを実行します。

    # ps -elf | grep stgxfws

    この結果

    /opt/FJSVswstf/bin/stgxfws logicalNodeName

    と表示されることを確認します。表示されない場合、デーモンはすでに停止しています。

  2. 環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。

  3. 通信デーモンを停止します。

    停止コマンドは、「11.6.1 通信デーモンの起動と停止」を参照してください。

    ポイント

    通信デーモンが処理中に通信デーモンの停止を実施した場合、コマンドが終了するまで最大10秒かかることがあります。