運用管理サーバ、管理対象サーバ上でデーモンを起動する必要があります。
通常、デーモンは自動的に起動しますが、何らかの理由で起動に失敗した場合や一度デーモンを停止した場合は、各サーバで以下のコマンドを実行してデーモンを起動してください。
# /opt/swstorage/bin/startacm |
注意
startacmコマンド実行前に、環境変数SWSTGNODEが設定されていないことを確認してください。
デーモンの起動時は、作業ディレクトリとして、/var/tmpディレクトリを使用します。
起動に失敗する場合は、/etc/hostsファイルの、自サーバのIPアドレスとサーバ名が正しいことを確認してください。
運用管理サーバまたは管理対象サーバをクラスタ運用している場合、デーモンの起動はクラスタシステムから行います。起動方法は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
デーモンを個別に起動するとき
クラスタ運用している場合に、何らかの理由でAdvancedCopy Managerの業務を構成するデーモンを個別に起動するときの手順は、以下のとおりです。
AdvancedCopy Managerの業務単位(Storageローカル業務を含む)に起動する必要があります。業務ごとに以下の手順を繰り返してください。
コマンドラインで、以下のコマンドを実行します。
# ps -elf | grep stgxfws |
この結果
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfws logicalNodeName |
と表示されないことを確認します。表示された場合、デーモンはすでに起動しています。
環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。
通信デーモンを起動します。
起動コマンドは、「11.6.1 通信デーモンの起動と停止」を参照してください。