現象
原因
対処方法
以下の手順で、GLSおよびOSの設定を確認してください。
仮想アダプターの状態を確認します。
dsphanetコマンドで仮想アダプターの状態を確認します。strhanetコマンドを実行したにも関わらず、“Inactive”状態になっている仮想アダプターが存在する場合、stphanetを実行したあと、再度、strhanetコマンドを実行してください。
IPアドレスが、自システム内で重複していないか確認します。
GLSの仮想アダプターに付加したIPアドレスと同じIPアドレスが、自システム内で重複している可能性があります。ネットワークのプロパティ画面からIPアドレスが重複していないか、確認してください。
確認するには、以下の方法があります。
ipconfigコマンド:自システムの仮想アダプターのIPアドレスだけ確認
netshコマンド :自システムのアダプター(仮想アダプターと物理アダプター)
Windowsの設定 :[ネットワーク接続]画面
IPアドレスが、他のサーバまたはネットワーク機器と重複していないか確認します。
IPアドレスの確認方法は、サーバで使用しているOSまたはネットワーク機器のマニュアルを参照してください。
MACアドレスが、他ノードと重複していないか確認します。
GLSでは、GLSの仮想アダプターが使用するMACアドレスを自動生成します。
自システムでhanetconfigコマンドのprintサブコマンドに-dオプションを指定して実行し、仮想アダプターに付加されているMACアドレスが他のシステムと重複していないか確認してください。詳細は、“6.2.2.3 print”を参照してください。
重複している場合は、仮想アダプターのMACアドレスを他システムと重複しないMACアドレスに変更してください。詳細は、“5.2.5 仮想アダプターのMACアドレスの変更”を参照してください。なお、ほとんどの場合、このMACアドレスが他システムと重複する可能性はありません。