本ソフトウェアの、バージョン 4.3A30 における、新機能以外の仕様変更を説明します。
sdxconfig Restoreコマンドでクラスに登録する物理ディスクが、以下のいずれかの条件を満たす場合の動作に変更があります。
物理ディスクにディスクラベルが作成されていない場合。
物理ディスクのディスクラベル形式が、構成ファイルに記述されているクラスのディスクラベル形式と異なる場合。
上記の条件にあてはまる場合、sdxconfig Restoreコマンドを使用してクラスのオブジェクト構成を復元したときの動作が、GDSのバージョンによって異なります。
GDS 4.3A20以前で PG97489 の修正が適用されていない場合、
または GDS 4.3A30 (RHEL5) で PG97489 の修正が適用されていない場合
sdxconfig Restoreコマンドでクラスのオブジェクト構成を復元できます。
GDS 4.3A20以前で PG97489 の修正が適用されている場合、
または GDS 4.3A30 (RHEL5) で PG97489 の修正が適用されている場合、
または GDS 4.3A30 (RHEL6) の場合、
または GDS 4.3A40以降の場合
sdxconfig Restoreコマンドがエラーになり、クラスのオブジェクト構成は復元されません。このとき、エラーメッセージ60380が出力されます。エラーメッセージ60380については、「C.4.1 エラーメッセージ (60000 - 60499)」を参照してください。
この仕様変更により、異なるバージョンのGDSを使用するシステムでクラスのオブジェクト構成を復元する場合、注意が必要です。詳細は、「A.5 オブジェクト構成のバックアップとリストア (sdxconfig)」を参照してください。
GDS運用管理ビューのファイルシステム構成画面の提供を中止しました。
ファイルシステム構成画面の廃止に伴い、ボリューム構成設定画面の警告メッセージ5119に変更があります。
GDS 4.3A20以前
5119 指定されたボリューム上にファイルシステムが構築されています。ファイルシステム構成設定よりファイルシステムの削除を行ってください。
GDS 4.3A30以降
5119 指定されたボリューム上にファイルシステムが構築されています。ファイルシステムを削除してください。