クラスタシステムで構成操作を行う場合の注意事項を以下に示します。
クラスにディスクを登録する前に、リソース登録を実行して、共用ディスク装置を PRIMECLUSTER のリソースデータベースに登録してください。
参照
リソース登録の詳細については、「6.3 共用ディスク装置のリソース登録」を参照してください。
リソースデータベースに登録されていないディスクは、共用クラスには登録できません。
リソースデータベースに登録されていないディスクを、ルートクラス【EFI】またはローカルクラスに登録することは可能です。
リソースデータベースに登録されていないディスクが属しているローカルクラスのスコープを拡張して共用クラスに変更する場合、事前にリソース登録を実行し、そのローカルクラスに属しているすべてのディスクをリソースデータベースに登録する必要があります。
3 ノード以上で構成されるクラスタシステムでは、共用ディスクの物理スコープとスコープが一致しない共用クラスには、共用ディスクを登録できません。
シャドウクラスに登録するディスクは、リソースデータベースに登録する必要はありません。
特定のディスクを、複数のクラスタドメインでリソースデータベースに登録しないでください。
クラスタシステムでオブジェクトの操作を行う場合は、クラスタ制御を起動してください。クラスタ制御が動作していない場合、共用オブジェクトの操作は一切できません。また、クラスタ制御が動作していない場合、ルートおよびローカルオブジェクトの操作を行うとエラーや矛盾が発生することがあります。