/(ルート)、/usr、/var、/boot、および /boot/efi がインストールされたディスクと、スワップ域として割り当てられているディスクが異なる場合を例として、システムディスクのミラーリング解除手順を以下に示します。
注意
本バージョンでは、/(ルート)、/usr、/var、/boot、/boot/efi、およびスワップ域をミラーリングする場合、これらの領域を同一のディスクに配置する必要があります。
本バージョンでは、システムディスクミラーリングの解除はコマンドではなくGDS運用管理ビューで行ってください。詳細は、「9.4.1 GDS運用管理ビューで解除する場合」を参照してください。
動作中のアプリケーションプログラムを停止します。
ミラーリングの中止を安全に行うため、動作しているアプリケーションプログラムを停止させる必要があります。ミラーリングの中止を有効にするためには、手順の完了後にシステムを再起動しなければなりません。
より安全性が求められる場合は、システムディスクのバックアップを採取してください。
中止した後にシステムディスクとして使用するディスク以外をグループから切断します。
# sdxdisk -D -c System -g Group1 -d Root2 |
ミラーの中止が完了したことを確認します。
# sdxroot -R -c System -d Root1,Swap1 |
システムを再起動します。
# shutdown -r now |
ミラーリングが中止されていることを確認します。
mount コマンドや sdxinfo コマンドを使って、システムディスクのミラーリングが正しく中止されていることを確認します。
システムディスクの管理を解除します。
# sdxvolume -F -c System -v root # sdxvolume -F -c System -v usr |