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PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.3
FUJITSU Software

7.15.10 ネットワーク切断状態でのクラスタアプリケーションの切替え

ネットミラーボリュームを構成するスライスのうち、運用ノードのスライスが ACTIVE 状態で、待機ノードのスライスが STOP 以外の状態 (切り離された状態) の場合に、クラスタアプリケーションの切替えを行うときは、サーバ間ミラーリングで使用するネットワークの状態を確認してください。

待機ノードのスライスが切り離されている状態、かつネットワークが切断されている状態でクラスタアプリケーションの切替えを行うと、業務が停止します。これは、新運用ノードでは、自ノードのディスク上のスライスは切り離されていて使用できず、他ノードのディスクはネットワーク切断によりアクセスできないためです。また、このとき、新運用ノードでクラスタアプリケーションのオフライン処理が失敗し、新運用ノードがパニックすることがあります。