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PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.3
FUJITSU Software

7.7 バックアップ (スライス切離し方式)

ミラーボリュームの場合、スライス切離し方式によるスナップショットを使用して、業務運用中にバックアップを行うことができます。

切り離すスライスのデータの整合性を確保するため、スライスを切り離す際、一時的に業務を停止します。

参照

注意

スライス切離しによるスナップショットの利用条件

スライスの切離しができるのは、物理スライスを持つミラーボリュームのみです。したがって、ミラーグループにディスクが直接接続されていない場合は、スライス切離しによるスナップショットの作成はできません。
また、ルートクラスのミラーボリュームでは、スライス切離しによるスナップショットの作成はできません。

参考

リストア

本手順でバックアップしたデータを使用してボリュームのデータを復旧する場合、ボリュームのアクセスパス /dev/sfdsk/クラス名/dsk/ボリューム名 に対してデータをリストアします。詳細については、「7.10.2.1 GDS Snapshotを使用しない場合」を参照してください。