ミラーボリュームの場合、スライス切離し方式によるスナップショットを使用して、業務運用中にバックアップを行うことができます。
切り離すスライスのデータの整合性を確保するため、スライスを切り離す際、一時的に業務を停止します。
参照
スライス切離し方式によるスナップショットの詳細については、「1.3.8 スライス切離し方式によるスナップショット」を参照してください。
スナップショットデータの整合性の確保については、「3.17 スナップショットデータの整合性」を参照してください。
注意
スライス切離しによるスナップショットの利用条件
スライスの切離しができるのは、物理スライスを持つミラーボリュームのみです。したがって、ミラーグループにディスクが直接接続されていない場合は、スライス切離しによるスナップショットの作成はできません。
また、ルートクラスのミラーボリュームでは、スライス切離しによるスナップショットの作成はできません。
参考
リストア
本手順でバックアップしたデータを使用してボリュームのデータを復旧する場合、ボリュームのアクセスパス /dev/sfdsk/クラス名/dsk/ボリューム名 に対してデータをリストアします。詳細については、「7.10.2.1 GDS Snapshotを使用しない場合」を参照してください。