「6.2.1 パッチの適用と設定【4.3A30】」の設定を行った環境、または、GDS 4.3A40以降の環境では、GDSの起動処理の待ち合わせの時間を、以下のチューニングパラメタで設定できます。
パラメタ | 説明 |
---|---|
SDX_STARTUP_WAIT_TIME=time | システム起動時に、iSCSIデバイスがシステムで認識されるのを待ち合わせる時間(秒)を設定します。 |
SDX_ISCSI_INTERVAL=time | システム起動時に、iSCSIデバイスの確認を行う時間間隔(秒)を設定します。 |
チューニングパラメタは、/etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf ファイルに設定します。
パラメタの設定後はシステムを再起動してください。システム再起動後から設定が有効になります。
ポイント
通常、このチューニングパラメタを設定する必要はありません。
システム起動時に以下のメッセージが出力された場合、チューニングパラメタを設定してください。
ERROR: check the iSCSI device has timeout, iSCSI=num
詳細は、「C.3.2 エラーメッセージ (42000 - 42099)」の「メッセージ42055」の説明と対処を参照してください。