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PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.3
FUJITSU Software

4.8.4 サーバ間ミラーリングで使用するvirtioブロックデバイスの設定【4.3A40以降】【RHEL6】

virtioブロックデバイスをサーバ間ミラーリング機能で使用する場合、KVMゲスト上でvirtioブロックデバイスのby-idファイルが生成されるようにするための設定を行います。

以下の手順で、仮想ディスクにシリアル番号を設定します。シリアル番号は、仮想マシン内で重複しない10文字以内の文字列にしてください。

  1. ゲストOSを停止します。

  2. 仮想マシンマネージャから停止したゲストOSを選択し、ツールバーの[Open]ボタンをクリックします。

  3. 表示されたウィンドウのツールバーのをクリックし、ハードウェアの詳細情報を表示します。

  4. 左のハードウェア一覧から、仮想ディスク[VirtIO Disk] を選択します。

  5. [仮想ディスク]画面で、[Advanced options]の[Serial number]にシリアル番号を設定し、[適用]ボタンをクリックします。

  6. ゲストOSを起動し、ゲストOS上で、仮想ディスクのby-idファイルが存在することを確認します。

    • サーバ間ミラーリングで使用するすべてのvirtioブロックデバイスに対し、by-idファイルが存在することを確認してください。

    • by-idファイルのファイル名に、手順5.で設定したシリアル番号が含まれることを確認してください。

      # ls -l /dev/disk/by-id
      ...
      lrwxrwxrwx 1 root root 9 Apr 18 08:44 virtio-disk001 -> ../../vdg
      lrwxrwxrwx 1 root root 9 Apr 18 08:43 virtio-disk002 -> ../../vdh
      ...                                        シリアル番号