KVMゲストでvirtio ブロックデバイスを使用する場合、virtio ブロックデバイスのメジャ番号がクラスタシステムの全ノードで同じ番号になるようにシステムを構築してください。全ノードでデバイスの種類およびドライバの種類を同じにしてください。ノードによって接続するデバイスの種類や使用するドライバが異なっていると、ノード間でメジャ番号が異なる番号になることがあります。たとえば、一部のノードだけルートパーティションに DM-MP を適用した場合、ノードによって DM-MP のドライバがロードされる順序が異なり、virtio ブロックデバイスのメジャ番号が異なる番号になることがあります。
virtio ブロックデバイスのメジャ番号は以下の方法で確認できます。この例では、メジャ番号は 253 です。
# cat /proc/devices | grep virtblk
253 virtblk |
なお、ノードによってメジャ番号が異なる場合は、メジャ番号が同じになるようにドライバの設定を変更してください。ドライバのメジャ番号やインストール順序を変更する方法については、そのドライバのマニュアルを参照するか、または、ドライバの提供元にお問い合わせください。