キープ (keep) タイプを指定して、ディスクをルートクラスへ登録することによって、ディスク中のデータを保持したままミラーリングすることができます。キープディスクとしてルートクラスに登録するディスクは、以下の条件を満たす必要があります。
ディスクラベルがGPT形式である。
スライス数が14個以内である。
十分なサイズの空き領域が存在する。
空き領域として必要なサイズは、「2.3.9 ディスクサイズ」を参照してください。
なお、システムディスク (動作中の /、/usr、/var、/boot、/boot/efi、またはスワップ域が存在するディスク) 以外の物理ディスクをキープディスクとして登録する場合は、物理ディスク上のすべてのスライスを、オープンされていない状態にしておく必要があります。例えば、スライスがファイルシステムとしてマウントされている場合は、アンマウントしておく必要があります。
キープディスクをローカルクラスや共用クラスへ登録することはできません。